アルプスの水が流れる運河とアヌシー湖
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ジャン・ジャック・ルソー広場近くを流れる運河。家の床下を抜け網の目のようにつながっている。 |
アルプス山脈の裾野だけあって、アヌシー湖の周囲は2000メートルを越す山に囲まれ流れ出る川はありません。湧き出た水位は季節や年により増えたり減ったりしますので、それを一定に保つ為古くから運河が掘られ、近くを流れるフィエール川に水門で調節しながら逃がしています。このティウー運河の清らかな流れがアヌシーに住む人々の豊かな生活を支えると共に、サヴォアのベニスと称される美しい景観をもたらしています。
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レピュブリーク橋からルイ・ラシェナルとサン・セピュルクレの小道にはさまれたあたりは運河の幅がぐっと広くなり、鴨がゆったりと泳いでいる。両岸にはもちろん花がいっぱい。 |
この町の自治は以前からしっかりしており、最近はハイテク企業の誘致などに成果が見られ大変豊かです。そのために社会基盤がしっかりしており、町は清潔、治安もよく観光客も多く訪れ、ますます繁栄しています。
アヌシー湖はナポレオン三世時代から蒸気船の遊覧が行なわれており、現在はスマートなボートに姿を変えたくさんの観光客を乗せて湖一周やランチ、ディナークルーズで楽しませています。(詳細はアヌシーお役立ち情報)