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パリが東京ならリヨンは関西、ほんま、おもしろいでー リヨン、着倒れ食い倒れ(1)(2ページ目)

リヨンは街ごとぜんぶ世界遺産。歴史あり文化あり。食べておいしく着て楽しい着倒れ食い倒れの町。丘の上から見下ろせば、眼下に広がる込み入った旧市街と、川向こうの整然とした新市街のコントラストが楽しそう。

執筆者:赤木 滋生

スタートはルイ14世の騎馬像


リヨン歩きのスタートは街のど真ん中、ルイ14世の騎馬像があるベルクール広場。南の端にツーリストインフォメーションがあり、ここでリヨンに関するあらゆる情報が手に入ります。ここから北に、市庁舎方面に続くレピュブリーク通りはブランショップやしゃれたブティックなどの並ぶ大ショッピングエリアになっています。


ローマ時代からの旧市街はまるでダンジョン


サン・ジャン大聖堂とフルヴィエールの丘の上のノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂。ぜひケーブルカーに乗って行ってみてください

ベルクール広場から丘に向かって西に進めばすぐに大きな川と交差します。この川はソーヌ川、正面にはサン・ジャン大聖堂。丘の上にはノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂がそびえています。さらにまっすぐ進むと丘に登るケーブルカーの駅に突当ります。

ビルの壁面を幕でおおう工事中、かと思いきや、なんとこれ絵なんです

ここから右、サン・ジャン大聖堂から北に広がる一帯がリヨン旧市街。ルネサンス以来の古い様式があちこちに見られ、網の目のように広がった路地をさまよえばまるで気分は冒険者。アンティークやおもちゃ、パーティグッズ、マリオネットその他わけのわからないショップなどがいっぱいです。路地と路地を結ぶトンネルがあったり、壁面いっぱいに描かれただまし絵など新鮮な発見が楽しめます。


整然と美しいリヨン新市街


市庁舎前のトロー広場。向かって右にはリヨン美術館があります

インフォメーションのあるベルクール広場から北に、ウィンドウショッピングを楽しみつつ歩いてゆけばトラム(路面電車)の向こうに堂々とした噴水のあるモニュメントを中心としたトロー広場に出ます。東の正面には市庁舎が、南側にはリヨン美術館があります。さらに少し東に行けば、アーチ天井のオペラ座が見えます。
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