■印象派のルーツ、ル・アーブル
ルーアンから80キロ西、エトルタの南約20キロの所に印象派の大家モネのルーツ、印象派の出発点、ル・アーブルがあります。セーヌ川の河口、大工業都市、商業港という一面を持ちながら、一方では優雅な海岸リゾート、1300槽もの舟艇の繋留可能な有名ヨットハーバーでもあります。街を通り過ぎて北を見れば切り立ったノルマンディの断崖と砂浜との間にはしゃれたデザインの高級なヴィラやコテージが建ち並んでいます。海もきれいで、水は冷たいものの夏には海水浴客で海岸もにぎわいます。
海岸から河口の方に目を向ければ、多くのヨットの向こうに港が広がり、秋の夕暮れに訪れたならば、まさに印象:日の出を楽しむことが出来るでしょう。すぐ南、セーヌ河口の対岸やその先には、オン・フルールやドーヴィルなどのリゾートがあり、夏のヴァカンスシーズン以外は滞在に困りません。初夏の海辺のレストランでテラスに席を取りしゃれたカクテルやシャンパーニュを楽しみながら読書をしたり、デッキチェアでまどろめば心の洗濯ができますね。
□ル・アーブルを歩くなら
まず街案内で街の様子を頭に入れておき、ル・アーブル観光局のサイトでレストランやホテルをチェックしましょう。
□オンフルールの紹介と宿泊なら
オンフルール ツーリストオフィス
(フリーズする場合がありますので、念のためインターネットオプションのjavaコンソールの使用とサウンドをOFFにしてアクセスしてください)
□ドーヴィルの紹介と宿泊なら
ドーヴィル ツーリストオフィス
フォトギャラリーや地図、行事予定、名所からレストランまで充実のサイトです。
□いずれも7月半ばから8月一杯は基本的に週単位の予約が必要で、しかもヴァカンス客で大賑わい、1泊の宿には困ります。もしこの期間中に滞在をお考えなら予約は必須、それも街中に限られると思いますのでご注意を。