防犯/詐欺を防ぐ

予測されていたカード犯罪!補償金詐欺!?(3ページ目)

「預金者保護法」により、盗難・偽造カードによる不正預金引出しの補償金を騙し取ろうとする補償金詐欺は、法律が施行される前から予測されていました。全国で約100件発生している事件から見えることは…。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

困るのは善意の被害者

カードの取り扱いは慎重に
カードの取り扱いは慎重に
問題は、こうした補償金詐欺の陰に、実際にカードの盗難被害に遭って、不正に預金を引き出されてしまった人たちです。善意の被害者なのに、届出をした場合、ウソではないか、詐欺ではないか、と疑われかねないということが懸念されます。

「預金者保護法」では、確かに盗難・偽造カードによる被害は金融機関により補償されるようになりましたが、それは本当に被害に遭ったときに被害を救済してくれるものなのであって、「いざというときは補償してもらえるから」と、カードの取り扱い方法がいい加減になってはいけないということなのです。

「盗まれても大丈夫」ということではなく、こういう法律ができたくらい、カードの盗難や偽造被害が多発しているという現実を知り、自分のカードと預金を守る意思を持って、被害に遭わないように警戒することが必要だといえるでしょう。


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