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女性だって早目の育毛ケアが必要。育毛剤の使用のほかに、さまざまな育毛ケアを紹介 |
「育毛」は男性がするもの、というイメージを持っていませんか。実は、女性の方が薄毛の悩みを他人に相談しづらく、専門家に相談するころには深刻になってしまうため、早目の対処が必要と考えます。今の髪のボリュームを5年後、10年後も保つために、今から育毛について考えてみませんか。
育毛って何?
育毛とは、文字通り「毛を育てる」こと。とはいえ、毛髪そのものは角化した(=死んでしまった)細胞ですから、育毛ケアでは頭皮にアプローチします。コシ・ハリが失われた細い毛髪しか生み出せない頭皮を、太くて丈夫な毛髪が生える頭皮にし、毛髪を頭皮に長く留めるのが育毛ケアです。全体的にボリュームがなくなる女性型脱毛症に効果的です。
女性に多い、女性型脱毛症とは
女性の薄毛で多い症状は、毛髪の量が全体的にボリュームダウンしてしまう女性型脱毛症。頭皮が健康な状態では、1つの毛穴から髪が複数(3本程度)生えています。しかし、ストレスなどの影響によりホルモンバランスが崩れ、髪の成長期が短く、休止期が長くなります。さらには、1つの毛穴から出る髪の本数が減ったり、髪そのものが痩せたり、髪の色が薄くなったりします。頭頂部を中心に髪の隙間から頭皮が見えてしまう状態、つまり全体的に薄くなるのが特徴です。
女性型脱毛症の原因
女性型脱毛症の原因は、ストレスや加齢による毛母細胞の衰えだけでなく、毛穴の汚れや脂のつまり、ポニーテールなどの髪をひっぱるヘアスタイルなども挙げられます。女性型脱毛症は、年齢に関わらず起こるものといえます。
育毛ケアは頭皮・頭髪が元気なうちから
男性の場合、頭頂部や生え際が露出してくるため、早めに薄毛の症状に気づきますが、女性の場合、気づいた時には全体が薄くなってしまっていることが多い傾向があります。薄毛が気になる40代から育毛ケアをはじめても遅くはありませんが、頭皮・頭髪が元気な20代~30代から予防のために育毛ケアをはじめれば、5年後、10年後もボリュームのある髪でいられることでしょう。