盗むモノがあるかないか決めるのは誰?
ウチだけは大丈夫と思っていませんか? |
また、「家に現金がないと、侵入した甲斐がないと火でもつけられたら困るから、見せ金か泥棒への駄賃としてでも少しくらいの現金は置いておいたほうがいい」などとも言われます。しかし、これは、「侵入されること」が前提となっています。常々言ってきておりますが、「侵入さえ、されなければ、現金をそのまま放置してあっても盗まれることはない」のです。そんな心配をするのなら、侵入されることを想定して、被害に遭わない努力をすることのほうが賢明でしょう。
防犯グッズを有効活用
自宅への侵入を絶対に阻止できれば、現金をどこに置こうが、通帳とハンコを一緒に置いておこうが、被害は発生しないのです。とくに、「玄関ドアと窓」すなわち「出入り口は侵入口」のガードをガッチリとやっておけば、侵入される可能性が低くなります。とくに、忘れがちな「勝手口」の施錠、ワンドアツーロックを心がけましょう。今や、ホームセンターや大型家電店にも「防犯グッズコーナー」が広いスペースで展開されています。ネット上でも、いくらでも選んで購入出来ます。被害に遭ってから対策をするよりは、「被害に遭わないように」対策をしておけば、被害を未然に防ぐことが出来て、後悔しないで済むでしょう。