娘の回りは危険がいっぱい!
痴漢やストーカー、ときには殺人事件まで若い女性が被害者になるケースが多い最近の社会情勢。「ウチの娘は大丈夫だろうか…」と、不安な思いを抱く父親はたくさんいらっしゃることでしょう。「目の中に入れても痛くない」とかわいい小さな子供だった娘が年頃になっても、思いは変わっていないはず。ところが、娘と父親というのはなかなかデリケートなもので、コミュニケーションの難しさをよく耳にします。娘にとってはもっとも身近な異性でありながら、ある種のうっとうしさを感じているかのようですし、父親としても年頃の娘に何か言いたいのだけれども「ウザイ」とか「かったるい」とか言われてしまったりしてもどかしい思いがあるようです。
たとえば職場においても、若い女性ならではの危険があります。いろいろなお客様がいる中で、妙に親しげにつきまとってくるような男性がいるかもしれません。退社時に待ち伏せされていたらどうでしょうか。ストーキングは初めはなかなかわかりにくいものですが、この時点での対処を間違えると重大な事件に発展しかねません。
夜遅い帰宅は痴漢などの被害もありえます。混んだ通学、通勤電車内などでも自分の娘が痴漢の被害を受けたとしたら父親としては犯人を決して許せないでしょう。しかし若い女性というのは被害を受けやすいものなのです。といって、一日中娘を見張っているわけにもいきません。一人前の女性なら自分の身は自分で守らなくてはならないからです。
「安全作法」
身体を使っての護身術というのは簡単には身に付きにくいものです。ゴルフをなさる男性ならとくによく理解できると思いますが、頭でわかったつもりでも身体は思うようには動かないものです。いざというときには声も出せずにすくんでしまい、エイやっとドラマや映画のように男を撃退するなどはとてもそう簡単にはいかないでしょう。
そこで、私が提唱しているのが「安全作法」です。危険に近づかないように、無理なく、今日から生活に取り入れることのできる被害を未然に防ぐためのテクニックです。「礼儀作法」のように自然に身に付く、女性にぴったりな知的で実践的な護身術です。
このたび、中経出版より『父が娘に読ませたい「安全作法」の心得』1300円(税別)
を刊行いたしました。
文字通り、父親が娘に知ってもらいたい護身、防犯のテクニックをわかりやすく解説しています。
・職場における危機管理
・レイプ被害を受けないための注意点
・「五・七・五」の俳句調で覚えられる防犯・護身のテクニック
・日本語と英語のわかりやすい危機管理のことわざ
など、盛りだくさんの内容となっています。
父親が言葉で伝えにくいことも、この本を通して娘さんに伝えることができます。
「心も身体も、何者にも踏みにじられることがないように、自尊心を持って無事に生き抜いていってほしい…。誰よりもおまえのことを心配している父だから」
そんな思いをこの本に託して娘さんに贈ってください。もちろん、母親が
「お父さんが読んでほしいと言っていたわよ」
と、すすめることもよいと思います。
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