「難しそう、でも興味はあるんだ…」であれば、是非トライしてみて! 『重曹』掃除から新たな世界が開けますよ~! |
そうじをはじめる前に、まず『重曹』が落としやすい汚れのタイプを把握しておきましょう!
1.キッチン由来の「油汚れ」「食物汚れ」「ヘドロ汚れ」(油脂、脂肪酸。酸性の汚れ)
2.人体由来のアカなど「皮脂汚れ」(脂肪酸。酸性の汚れ)
3.屋外から来る「ばい煙汚れ」(車の排気ガスなどによる、硫黄酸化物など。酸性の汚れ)
4.人体・ペット由来の「血液汚れ」「尿や便汚れ」「嘔吐物汚れ」(タンパク質など。酸性に傾いた汚れ)
5.以上の汚れと「土ボコリ」「綿ボコリ」などが結合した汚れ
※いわゆる「水アカ」の類(水栓金具周りやポット、コーヒーメーカーなどに付く白いガジガジ)は『重曹』で擦っても研磨された分以外は落ちません。
「水アカ」汚れはアルカリ性の汚れなので、これには酸性の『酢』や『クエン酸』が有効です。
※また「石けんカス」の類も『重曹』だけでは落としづらい汚れです。(『酢』や『クエン酸』と同時に使用し、発泡させると落としやすくなります。)
それでは、住まいのエリア別に、これらの汚れに対する『重曹』の使い方、大掃除のコツをご説明します!
(ところどころ注意しなければならないポイントは《注意》として記載しています。お見落としの無いように!)
用意するもの
ハチミツ容器としてよくあるこのカタチ。『重曹』入れとして使い勝手GOODなのでオススメです。ガイドは合羽橋道具街でかなり大ぶりの容器を購入して愛用しています。ただ、誤食の可能性を考え、ナカミが何かを分かりやすくしておいたほうが安心です。 |
・重曹(シェーカーボトルなどに入れておくと便利)
・ウエス(ボロ布)、雑巾など(小さ目が使いやすい)
・使い古しのスポンジか、古歯ブラシ
・スプレー容器(目盛りがついていると便利)
・水道水
・アルミ以外の素材の鍋
・スクイージー(T字型水切り)
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