第10条 お風呂場の一歩外にも意識を向けるべし
お風呂場はヒトの癒しスポットであると同時に、カビ的にはパラダイス。だからこそヒトのために死守したい快適環境なのであります。 |
忘れてしまいがちな風呂カビ対策ポイント……そこが厳密に「お風呂場内」ではないのが、ひとつの大きな理由です。
ズバリ、「ドアの洗面所(脱衣所)側」「足拭きマット」「洗濯機(残り湯ホース)」。
お風呂場と切って離せない「お風呂場外」のヌル・カビ・ポイントは↑のようなものが代表的ですが、でもそれだけでもない……というところまでチョット意識しておいて欲しいなぁということなのです。
ドアの通気口にはホコリが溜まりやすいですが、それと湿気があいまってカビが生えやすくなっています。ここに繁殖してしまったカビは、当然お風呂場内にも撒き散らされます。
足拭きマットは手入れが良くないとすぐに黒いテンテン模様が付いてしまいますが、アレはまさにカビです。敏感な人では、毎日踏んでしまうこのカビに反応して、足の裏が痒くなってしまったりするので、注意が必要です。
また、風呂の残り湯を無駄なく使える、すばらしい洗濯機の残り湯吸い取りホースですが、毎日残り湯(雑菌たっぷり)に差し込まれるこの(蛇腹状の)ホースは、洗っても洗っても程なくヌルヌルに侵されがちです。
これら「お風呂場内」の常駐グッズではなくとも、お風呂場の衛生状態に大きく関わる箇所がある、ということを意識しておくとしないのとでは、お風呂場の快適度も大きく変わってきます(長い目で)。
以上、うっとうしい時季にうっとうしい10か条を申し上げました。恐縮です!
でも折角ですので、10とは言いません。どうか3つでも! 是非、対策してみてくださいね。
皆さんがヌルッもカビッも遠ざけ、梅雨も夏もすがすがしいお風呂ライフを満喫されますように。
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