第7条 お風呂場で虫を飼育するべからず
心底くつろいでいるからこそ、出ているアルファ波が浴室の汚れを察知させてしまうのか……。 |
そう、冬でも繁殖するチョウバエが、夏には大繁殖します。特に、帰省などで長期に渡って家を空ける、「マンション住まい」の方は注意してください。
※チョウバエ対策の記事はこちら
個人的には、既にこのチョウバエの発生が確認されているようなお宅の場合、可及的速やかに浴室掃除を外注して徹底清掃してもらうのをオススメしたいです。ざっくり約2万円ほどかかりますが、浴槽を隠すエプロン下の清掃を素人が“完璧に”やるのはかなり難しいのです(汚れや卵が残ってしまうとすぐに繁殖再開してしまうので。“完璧”を狙うならやはりプロに頼んだほうが良いでしょう)。
第8条 フタを一生モノと認識すべからず
特に「蛇腹タイプ」のお風呂フタのカビに悩んでいるお宅って、決して少なくないのではないでしょうか。あの手この手でカビ取りを試み、時に漂白剤によるガス被爆で軽く目を回しながら「どうしてこんな目に」と思われているようでしたら……悪いことは申しません。そのフタ、廃棄して買い換えてください。
健康を脅かしてまで死守するものではありません……フタは。
ホームセンターでも、あまり日常的に覗くコーナーではないのでご存じない方のほうが多いかも知れませんが、「蛇腹タイプ」のお風呂フタは、フタのなかでも廉価で、探せばたったの2,000円程度で購入できるのです。……安いでしょう?!
漂白剤スプレーだって400円程度することを考えると……おのずと答えは出るかと思います。
第9条 入浴時の気づきを無にするべからず
「ハッ。このイスぬるぬるする……」「ウッ、洗面器の裏にカビが……」「あ、この目地かなりカビ来てるなあ……」
入浴時、無心に頭を洗っている最中になど、お風呂場内の各所に「要そうじステッカー」を貼りたくなることってありませんか?
それなのにザバーッとお風呂から上がって、バスタオルに手を伸ばしたと同時に忘れちゃうんですよね。子どもと一緒に入っているときなんかお風呂から出るまですら記憶が保たれません……。
で、あればなるべく、気づいてしまった入浴時、その段階でそうじに着手してしまえば良いのでした!
でも「エー、裸で洗剤なんか使いたくない」ならば、人間用のボディーソープや石けん、重曹やクエン酸(石けんシャンプーを使っている人なら常備していますね)の類を駆使して、その場でこすりましょう。ゴシゴシ。使用済み歯ブラシを常備しておき、一回のそうじごとに捨てればノン・ストレス!
存外、子どもなども、これだと遊びのつもりで手伝ってくれるので、どんどんこき使ってそうじしてしまいましょう。
あと、「なんかここ汚いよ」と愚痴っぽいダンナ陣にも、歯ブラシと重曹を手渡してニッコリおねだり……。
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