目の前の問題を解決する「逆抱負」→『掃除や片付けは、ひとりでがんばらない!』
……日当を払ってでも他人の手を借りるべし!年始の抱負にしては、いきなり他力本願?(いやでも、「逆抱負」ですから!)
でも、どれだけ気合を入れたところで「空回り」したり「早々に燃え尽き症候群」に陥ってしまえば、ほとんど意味がありません。掃除の途中で力尽き、そのままの混沌とした部屋で暮らす羽目になったこと、ありませんか?
やらないほうがマシだったなんて、思い出すだけでもむなしいですよね。
ですから、まずは目の前の部屋がどうしようもなく汚れているなら、「ひとの手を借りて」やっつけましょう!
ただし友達やきょうだいを動員するなら、ちゃんと御礼を包むくらいの気持ちを持つのがマナー、というか、人の手を借りる際の条件です。
家族である夫がどうしても忙しい! 彼女が掃除下手! など、周囲に当てがないなら「メイドサービス」を頼むというのも賢いテですね!
とにかく「ひとりで頑張らない」と決めれば、体調を崩してしまったり、仕事が立て込んでしまう時期に部屋が荒れてしまっても、ココロは穏やかになるハズ!
毎日をつつがなく送る「逆抱負」→『お掃除デーをつくらない!』
……「毎週末はお掃除の日!」なんて決めたところで、何かと他にやることが出来て先送りになるくらいなら、決めないほうがまし!読んだものは、元あった場所に戻す! ザッツオール。 |
「平日は忙しいし、掃除するのは土日(のどっちか)でいいじゃん!」と叫んでいるあなた! ほんとに「土日に」できていますか? 疲れてたり、風邪を引いちゃったり、急な用事とかで「結局できなかった」と次の週に突入しちゃっていませんか?
それならばもう、いっそのこと「お掃除の日」など決めずにいたほうが気楽です!
ただし、
「洋服は洋服置き場へ、もしくは速やかに洗濯機へGo!」
「本雑誌は読んだら本棚、もしくはBOOK OFF行きの段ボール箱へGo!」
「雑貨は必要な場所へ。不要になったら即交換!」
「食べたお菓子の袋はゴミ袋へ!」
「ちょっとお茶を淹れるため立ち上がったなら、歩くついでにフローリングワイパーでスーッ!」
「いつもテーブルには濡れフキンを。手を洗うついでにフキンも洗う!」
といった、「ひと手間」をかけること。
そして「モノは元あった場所に戻す」「モノは元あった場所に戻す」「モノは元あった場所に戻す」と念仏のように繰り返し、ただそれだけに傾注しましょう。日々の暮らしで心がけるのはそれだけでいいのです。
完璧にでなくとも、これが6割がた実行できれば、汚部屋化ペースはスローダウンすること間違いなしです。
現在の自分から脱皮する「逆抱負」→『キレるくらいなら掃除しない』
……汚部屋に住んでいても、ひとはなかなか死なないので安心するべし!ところで、ひとは何故、自分の住まいを綺麗に整えたがるのでしょうか?
思うに、ツバメでさえ、糞は巣の外にお尻を出して、外部に排出します。
「巣まい」の中は清潔に保ちたいのです。
それはひとえに、ひと・鳥問わず『気持ちよい環境で暮らしたい』という、本能に基づく欲求があるからなのではないかと思います。
なのに、「部屋が汚い!」「片付かない!」と、荒れたりキレたり、自己嫌悪に陥って憂鬱になったり、家族に当り散らすことで、
●人間(家族間の)関係がギクシャクしてしまう
……のであれば、それは『気持ちよい環境で暮らす』ことにはなりえません。キレては本末転倒なのではないでしょうか?
深呼吸、深呼吸。よほどのことでない限り、人間、部屋が汚いからって死ぬわけじゃありません。
「住まいはあくまでも、箱」です。主人公は、いつだってそこに暮らすあなた自身。
「あなたが幸せであること」の方が、優先順位が上だということを、どうか、いつも忘れずに……。