エントリークラス デジタル一眼レフ5機種総覧

今年に入ってから各社のエントリークラスのデジタル一眼レフが一挙に発売された。ボディ単体はどれも6~8万円前後。というわけで、ボーナス前にすべてを比較してみよう。
今回、比較に使用するのは以下の5機種。

ソニー
α200
59,800円(ボディのみ)

キヤノン
EOS Kiss X2
78,800円(ボディのみ)

ニコン
D60
72,800円(ボディのみ)

ペンタックス
K200D
79,800円(ボディのみ)

オリンパス
E-420
59,800円(ボディのみ)

ソニー/α200、キヤノン/EOS Kiss X2(以下、Kiss X2)、ニコン/D60、ペンタックス/K200D、そしてオリンパス/E-420。
すべて今年の春モデルとなる新製品ばかりだ。

まずは重量を量ってみよう

デジタル一眼レフを買ってみたものの、使わなくなってしまうというパターンは少なくない。意外にかさばり、思っていたような使い勝手を発揮できないことがあるからだ。
エントリークラスでは軽量コンパクトをアピールしている機種が少なくないが、それでも気軽に持ち出せるかどうかは重要な分水嶺になるはずだ。

今回はボディ+レンズキット同梱の標準ズームレンズ+メモリーカード+バッテリーという状態で計測している。

この状態で重量を計測。

以下のような結果となった。

E-420EOS Kiss X2α200D60K200D
639g723g859g805g922g

もっとも小型なE-420がもっとも軽量という、ごくごくフツーの結果である。
逆にもっとも重量があったのはK200D。E-420の1.5倍弱といったところだ。
*istDの頃は世界最小最軽量となっていたが、K200Dはエントリークラスとしてはややオーバーウエイトだ。ただし、ボディは防塵防滴となっていることも明記しておくべきだろう。

しかし、持ち運びやすさというものは重量だけでは計ることはできない。取り回しのしやすさということも考えなくてはならないのだ。
特にデジタル一眼レフではレンズが突起しているので、バッグの中でかなりの体積を取ってしまう。

あくまでも主観的にではあるが、持ち運びということを意識して比較してみた。
標準ズームレンズを搭載した状況では、E-420以外はほとんど同じ。
E-420は世界最小のボディに加え、標準ズームレンズ自体もかなり小さい。そのおかげで全体の小ささが際だっている。
特に同時発売されたパンケーキレンズである25mm/F2.8を組み合わせると、空前絶後の小ささだ。ボディキャップ代わりにこのレンズを装着しておき、ズームが必要なシーンでのみ標準ズームに入れ替えるというような手も使えるだろう。
E-420に25mm/F2.8を装着すると驚きの小ささに。

フォーサーズ用の25mm/F2.8は50mm相当のレンズとして使えるのだが、日常での撮影では実は50mm1本でけっこうどうにかなってしまうものでもある。
まあ、ズーム機能はあったほうが便利に決まっているのだが。

逆にもっとも大ぶりに感じたのがα200であった。
標準ズームレンズが35mm換算で28-85mm前後である他機種とは異なり、27mm-105mm相当と望遠側に振られており、レンズも大ぶりであることが原因だろう。

α200は重量もそこそこある上にボディ、レンズともに大ぶり。

また、ボディ自体もK200D以外の他機種よりも一回りまではいかないが、明らかに大きい。
その分、手が大きめの筆者にとってα200はグリップがしやすかったという利点もあったことを明記しておこう。

次ページではスペックから見えてくるものを比較してみよう
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