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桜を撮影してみよう(3ページ目)

東京では今週末に桜が満開になると予想されている。日本人の心ともいえる桜だが、デジタルカメラで撮影するときにはいくつかの注意点があるのだ……。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

露出補正で適正な明るさに

もうひとつ注意しておきたい点は、露出補正だ。
シチュエーションによっても異なるが桜を撮影する際には多くの場合、プラスに補正した方がいい結果が得られる。



上:フルオート。下:露出補正+1.0。やや補正しすぎだが、まああくまでも例なので。

昨今はメモリーカードも安いので保険としてブラケット撮影(露出補正などを施して3枚程度を同時に撮影する機能)をしてしまうのも手だろう。

欲張らないことが構図のキモ

これは桜の撮影に限らないが、なにをどう見せたいのかを考えなくてはならない。
枝なのか、房なのか、木全体なのか。

下の写真であれば、中央にある比較的咲いている枝を見せたいわけだ。
というわけでよりその枝を強調できる下の構図がより望ましい。



余白があることで逆に集中すべき点が浮かび上がってくる。





同じように房を見せる場合でも、バックがうるさいと浮かび上がってこない。

こんな感じで見せたいものを優先できるよう、意識して構図を撮るといいだろう。
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