桜を撮影してみると……

実は桜という被写体、デジタルカメラにとってかなり苦手な部類に入る。
実際に、桜を撮影してみて「なんか見た感じと違うような……」「ぼわっとしているような……」という経験をされたユーザーも少なくないのではないだろうか。
人間の目はアナログであって、おおまかな形を認識することも可能だが、デジタルカメラはあくまでもデジタル。

デジタルカメラでは解像しきれないものは描写できない。
桜の木を遠景から撮影すると、いくつもの花弁が1ドットの中に固まりとして描写されてしまい、微細な表現ができなくなってしまうのだ。

散歩中にかなり漫然と撮影してしまった桜。なんというか全体的に描写が甘い。

というわけで、桜を撮影する際にはデジタル一眼レフをはじめとした、できるだけ解像度の高いデジタルカメラを使いたい。

花を撮影するときにはE-3やα350のようにライブビュー+可動液晶ディスプレイがあるとローアングルからの撮影が楽。

また、この記事を書いている時点では東京のサクラは5分咲きといったところだ。これだと遠景からでの撮影はちょっと寂しい。
そんなときには、より咲いている枝を見つけて撮影するというのも手だ。

昨日撮影してきたお台場の桜。5分咲き強といったところ。

こうして撮影すれば花びらもそこそこ描写でき、上記のような「なにかもっさりとした感じがする」という不満も少なくなるはずだ。
無理矢理全体像を撮影してバックに電線や花見客が写ってしまうよりは、こういった一部を切り取る撮影方法がいいのではないだろうか。

さて、桜を撮影するときに思いのほか白く撮れてしまったことはないだろうか。
それもそのはず、そもそもソメイヨシノというものは……
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