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比較!防水デジカメ VS.生活防水デジカメ(3ページ目)

プール、海といった水辺で活躍する防水デジカメ。しかし、防水といってもさまざまな種類があることをご存じだろうか? 防水デジカメの性能を比較して紹介。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

生活防水デジカメが活きるのはどんな場所?

前述したように生活防水デジカメは水中に持ち込むことはできない。では、その機能はどのようなところで活かすことができるのか。
生活防水は、まさに生活の中で活きるのだ。

生活防水デジカメの元祖はやはりこのμ10、μ20あたりになるだろう。

さすがにお風呂でデジカメ……というのは有効であってもシチュエーションとしては、あまり想定できないものではある。生活防水では水没の危険性が多分にある場所に持っていくことは怖くもある。
まあ、子供がお風呂に入っているシーンを撮影する、というくらいだろうか。

しかし、趣味的な側面に目を向けたとき、生活防水という機能は大きく活かされるのである。
たとえばガーデニングや釣りなどの水を使う場所、水際での撮影にはIPX4対応の生活防水デジタルカメラが有用といえる。

筆者は長年ルアーフィッシングをしており、釣果を撮影するようになってから長いのだが、ボートの上や水際といったシーンでは生活防水は欠かせない機能だ。
水辺ではちょっとした不注意でタックルに水が入ってきてしまうし、水しぶきがかかることなど日常茶飯事である。そんな場合でも、生活防水であれば安心だ。

キッチン周りでも役立つ生活防水

また、生活防水の施されたデジタルカメラには意外な使い方も存在する。それはレストランなどにデジカメを持ち込む場合である。
昨今、グルメ関連のブログを開設しているかたは少なくないだろう。あるいは日記的なブログに食事の画像を掲載することも少なくないはずだ。
そんな中、レストランというのは意外なほどに水物が多いシチュエーションなのである。

こんなシーンでも防水デジカメなら安心。

万が一、グラスなどを倒してしまっても防水デジカメであれば安心だ。
特に宴会などが行われる居酒屋などにデジカメを持ち込む場合、生活防水があればかなり安心できる。
同様に自分で作った料理を記録するというような場合でも防水デジカメは万が一の時に役立つはずだ。

さて、生活防水が意外と役立ってくれるというシーンをいくつか挙げてみたが、IPX8対応の防水デジカメも趣味的な場所で役立ってくれるのである。
やや局地的な使用方法ではあるが……。
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