デジカメはメモリー効果の温床

デジタルカメラが要求する電池の能力というのは、かなり高い。
デジタルカメラ側が要求している電圧を供給できなくなると、たとえ電池側にかなり容量が残っていても「電池切れ」の表示を出してシャットダウンしてしまうのだ。

デジタルカメラの要求する電圧を電池側が出せなくなると、その時点でシャットダウンしてしまう。

実際にデジタルカメラから取り出したニッケル水素充電池を、たとえばゲームボーイアドバンスに入れても数時間は余裕でプレイできるはずだ。
かなりの容量が残っているのである。

こうして「デジカメで使用⇒容量充分のまま充電⇒デジカメで使用⇒容量充分のまま充電」というサイクルを繰り返していくうちに、メモリー効果が生じてくる。
デジタルカメラを使用している以上、メモリー効果は確実に忍び寄ってくる生活習慣病のような存在なのだ。

本来、500回は充電可能とされているニッケル水素充電池だが、こうしてメモリー効果が生じると「使えなくなった」と勘違いされて使用限界が来る前に破棄されていく運命となるわけだ。
メモリー効果の放置は地球環境にも優しくないといえるだろう。

ただし、デジタルカメラによっては……

デジタルカメラによっては、メモリー効果が起きている電池でもうまく利用できるものも存在する。
「うちはフツーにデジタルカメラを使って、ニッケル水素充電池を充電しているけど別に撮影枚数は減ってないよ?」という人もいるはずだ。
そういうものはバッテリー制御がうまいデジタルカメラであり、バッテリー面で考えたときに「アタリ」だというわけだ。

ただし、それも程度問題であってメモリー効果が進んでしまうと、再充電してもまるで利用できなくなってしまうこととなる。
メモリー効果対策、そしてメモリー効果を起こしてしまった電池を回復させる方法はひとつ。
それが充電池のリフレッシュなのだ。

次は、あなたのデジカメを救うメモリー効果の解消法を伝授!
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Page1 ニッケル水素充電池、もうひとつの特性とは?
Page2 これがメモリー効果の正体だ!
Page3 デジカメはメモリー効果の温床
Page4 メモリー効果を回避&解消するには?
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