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デジカメ撮影テクニック講座(2) 花火の撮影(4ページ目)

花火をデジタルカメラできれいに撮影するには? デジカメでの花火の撮り方をプロがわかりやすく解説します! コツをつかめば、ほら、あなたもバッチリ!

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

撮影に必要な装備

・要三脚
なにはなくとも三脚である。
前述したように花火を撮るためには、3~4秒ほどシャッターを開放しておく必要がある。
その間、手ぶれを起こさずにいられる者がいるとしたら、それは写真の神様くらいなものだろう。
というわけで、我々一般人には三脚が必要になるわけだ。

・要ケーブルレリーズorリモコン
手ぶれを防止する撮影テクニックでも書いたことであるが、手ぶれの大半はシャッターを押すことに起因している。

特に花火のように長時間のシャッター開放を伴う撮影では、致命的な手ぶれが起きてしまうことが多いのだ。
その防止のために三脚とともにケーブルレリーズが必要になる。

しかし、ケーブルレリーズが利用できるデジカメは非常に少ない。
その代わりにリモコンがわりと多くの機種で利用できるので、利用できるのであればこちらを使いたい。

花火撮影に際して、ケーブルレリーズかリモコンがあれば万全だ。

ただ、三脚さえあれば慎重に手でシャッターを切っても、意外となんとかなってしまうものであったりもする。

ロケーションをどうするか?

・風上は勝利!
花火大会にかぎらず、花火を撮影するときは風上に立つべし。
さもないと煙にまみれた写真しか撮れなくなってしまう。さらにこの煙が花火の光を乱反射させてしまうのだ。

場所取りとの兼ね合いもあるだろうが、風上に立つということは頭に入れておいてほしい。
花火につきものの煙ではあるが、こうなるとキレイな写真とはちょっといいがたい。

・場所は遠からず近からず
これは筆者の今回の写真を反面教師にしてほしい。
花火を見るだけなら近いに越したことはないが、撮影するのであればズームを使うという手があるのだ。

近くで撮った写真には迫力があるが、遠景から撮った花火の写真にはなんともいえない趣がある。
会場の雰囲気を撮影するためにも、やや遠目にいるのが正解だといえる

最後に、撮影に際して必要となるちょっとしたコツをお教えしよう。 (Page5へ)
Page1 花火の撮り方教えます
Page2 マニュアルモードの設定方法
Page3 マニュアルモードがなかったら?
・Page4 花火撮影に必要な装備&ロケーション必勝法
Page5 最後に必要なのはやっぱりアレ
■関連ガイド記事
この夏おすすめのデジ一眼は?
手ぶれを防止する撮影テクニック
動画フォーマットの違いを知ろう
EXILIM PRO EX-P600レビュー
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