●ベストセラー機の上位モデルが登場
今年の春に発売され、トップセラーを争ったμ-10 DIGITALの400万画素版、それがμ-20 DIGITALだ。
生活防水、光学3倍ズーム(35-105mm相当)といったμ-10の基本性能はそのまま受け継ぎ、320万画素から400万画素と高画素化している。

外見的にも変更点は少ない。レンズバリアがメタリックブルーからシルバーに変更されたのみである。
このシルバーが本体の色とうまく溶けこんでおり、μ-10と比べたときに高級感を醸しだしてる。いかにも上位機種といった面立ちだ。


オリンパス光学機器 μ-20 DIGITAL
定価63,000円
市価(2003年6月現在)49,800円
発売日2003年6月6日


●小さなボディの中に秘められたバランス
パッケージから出した瞬間に「小さいな」という第一印象を持ったが、実際に手にしてみると思いのほか重量感がある。これは安定感があり、しっかりとした造りとなっているという意味での『重量感』だ。

メタルボディの本体は質感もかなり高く、所有感を満足させられるモノとなっている。いかにもこなれた造りのデジカメだ。

μ-10と20を並べてみた。まったく同型だが、レンズカバーの色の違いで印象はかなり違う。銀色のレンズカバーが高級感を醸しだしている。

レンズカバーを開くことで起動し、起動時間は約3秒と速くはない。ただし、前回レビューしたFinePix F410と同様、このギミックのデジタルカメラは多少起動時間が遅くとも、それを感じさせないことを評価したい。

操作体系も不満のない仕上がりだ。ひとつのボタンにひとつの機能が割りふられているため、操作がしやすいのだ。
操作面においても非常にバランスのとれているデジカメであるといえるだろう。

●フルオートで充分に発揮される性能
それでは肝心の画質をみていこう。
μ-20は基本的なスタンスとしてフルオートでの撮影を指向しているカメラだ。そうして見たとき、過不足のない描写ができている。
特筆すべきはホワイトバランスで、白熱灯下のコーヒーカップや夕焼けを修正しすぎずに色味を残しつつ描写している。全画像でオート設定のままだ。

ホワイトバランスはオート以外に晴天・曇天・蛍光灯・電灯の4種類に設定できるが、ほとんど切り替える必要はないだろう。

また、プログラムモードはポートレートなど5種類が用意されている。これらも必要に応じて使いはするだろうが、プログラムオートで使ってなんの問題もなかった。

連続して撮影する場合の待ち時間は、ざっと1枚につき1秒強。バッファがないデジタルカメラとしては優秀な成績といえる。

次ページでは、使っていて気になった部分を紹介しよう。
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μ-20 DIGITALレビュー
この質感で生活防水デジカメ!?
実写画像&スペック

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