ハワイに住む日本人のみならず、ローカル住民にとても愛されてきたダイエーが、2006年2月にドン・キホーテに買収されました。(「ハワイで暮らす」過去記事参照)日本食の食材が今後も手にはいるのかどうか不安に思っていた在住日本人もいるのですが、10月6日いよいよ正式オープンいたしました。開店早々から、たくさんのロコで大賑わいのドン・キホーテ・ハワイ店の様子をご覧ください。

ダイエーの看板が消え、新たな歴史がスタート

ドン・キホーテ
看板のすっかり塗りかわり、新しいイメージで再出発。ハワイに「ドン・キホーテ」が誕生です。
春頃からレシート上の表示が突然ドン・キホーテに変わっていた以外、なかなかダイエーからドン・キホーテへの移行に関する詳細は公にされてこなかったため、地元在住日本人の間でも、「いったいどうなってしまうのだろう?」と話題になっていました。

その内、ダイエーのチラシ広告の頭にドン・キホーテのマスコットであるドンペンが顔を現し、夏には店舗改装の動きが見え始め、いよいよなのだな、と買収の事実を実感。9月には大きくレイアウトが変わりはじめ、入口付近の広いゾーンが黒い幕で覆われました。その他のエリアにも派手な店内案内が設置され、棚の高さもグンと高くなりました。

この間、まったく閉店することもなく24時間営業のまま。そしていよいよ10月6日金曜日にハワイのドン・キホーテが正式に開店することが発表され、アラモアナ近くのダイエー・カヘカ店の外装が塗り替えられました。3日の夜10時から閉店となり、わずか2日半で店舗の最終大改装。

ハワイ最大の発行部数を誇る宅配型フリーペーパー「ミッドウイーク」の表紙に新店長が登場して特集記事が組まれたり、当日の朝刊にはドンペンのステッカーが貼られて、中にはさまれたチラシを見てねとアピールしたり、テレビスポットCMも放送され、鳴り物入りのオープニングとなりました。

ハワイ ドン・キホーテ開店
おなじみマスコットのドンペン君もオープニングでは大活躍! 暑いハワイではたいへんですね。
ダイエーの顧客は、日本人や日系人がメインのようにも思われていますが、実際には地元客、それも中国や韓国、東南アジア系の人々がとても多いのです。電化製品も格安でそろい、通常のスーパーマーケットとは一線を画す豊富な品揃えは、やはりユニークな存在だったのでしょう。

ダイエーが培った長い歴史とロイヤリティの高いファン客をそのまま上手に引き継ぐには、とても繊細なマーケティングが必要だったと思います。とくにハワイの人にはまったく知られていない日本の会社だけに、ローカル・マーケットを理解し、ある程度の時間をかけて徐々に慣らしていったのは好感度も高かったでしょう。


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