ケーブルテレビやクレジットカード。アメリカらしい節約法も
気づくとたまっているクレジット・カード。支払いが複数に分かれてしまうと、利子だけでもたいへん。 |
7. ケーブルTVの契約を解除しよう! (Say No To Cable)
ハワイでは、テレビはケーブル会社との契約をしないと、主要ネットワーク以外のケーブル局を見ることができません。(場所やマンションなどによっては、主要ネットワークもうまく見れないところもあるようです。)
80近くもある各チャンネルを楽しむには、月40数ドル払わないといけませんし、魅力的な番組や新しい映画などをノーカットで見せてくれる有料チャンネルをあわせて契約してしまうと、それこそ月に60ドル~80ドルになってしまう家庭もあるでしょう。
主要ネットワークさえ見れるならば、いっそ有料分のケーブルはすべてカット、というのも確かに大きな節約になります。テレビ視聴の時間も減り、その分、勉強や家族で会話を楽しむ時間を増やしたりすれば、一石二鳥と言えるかもしれません。
8. クレジットカードをひとつにまとめよう! (Consolidate Credit Cards)
アメリカに住んでいると、毎日のようにクレジットカードの勧誘ダイレクト・メールが舞い込んできます。ちょっと使い続けていると、プラチナカードやら何やら、アップグレードの誘いも後をたちません。ショッピング・センターや航空会社の特典がついたカードも魅力的なので、ひとりの人が複数持って、使い分けするのも、ごく一般的のようです。
とくにアメリカの場合は、すべての残高を支払う必要はなく、合計金額によって最低支払額と決められた、ほんの一部を払えば良い仕組み。月に10ドル~20ドル程度、払い続ければいいケースがほとんどです。
が、もちろんそこには落とし穴があって、ちゃんと「Financial Charge」という利子が毎月加算されているのですね。カードによっては、年率20%近い場合もあるので、できるだけカードはひとつにまとめて利用したり、利率の低いローンに切り替えたりすると良い、とおすすめしています。
9. 給与から引かれる税額の率をチェックしてみよう! (Review Your Tax Withholding)
アメリカの場合、自分で税金の申告をするため、給与から引かれる所得税の率なども、自ら会社に申請をして決めるようになっています。複数の収入を持っている人も多いことなどが理由かもしれません。
この「率」が高ければ、毎月の給与から引かれる額が大きくなって、手取りが減ります。が、一年が過ぎて確定申告をした時に、払いすぎた分が戻ってくることになります。逆に「率」が低い場合は、普段の手取りは多いのですが、年末に、不足分を支払ったりする可能性も出てくる、というわけです。
この記事では、毎月の手取りが多ければ、その分、早くお金が手に入り、結果、銀行に預けても利息が稼げるので、お得、とアドバイスしていますが、まあ一般庶民の給与+今の銀行の利率では、微々たるものかもしれませんね。
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