南高梅のシロップ漬け
所用時間:下処理に一晩。調理に40分
食べ頃までに1週間~1ヶ月以上
南高梅のシロップ漬けの作り方
【南高梅1キロ分】
南高梅(やや黄色味を帯びたもの) 1キロ
氷砂糖 800g
手順
1:梅のヘタを爪楊枝で取り除き、実全体にまち針を使って30カ所くらい穴をあける。たっぷりの水につけて1晩アクをぬく。
2:鍋に1の梅を入れ、かぶるくらいの水をいれて強火にかけ、ふつふつと2ミリくらいの小さな泡が出るくらいの温度になったら極弱火にして小さな泡が出るくらいの温度を保ちながら12~3分ほどゆでる。箸で梅をさわってみて、軟らかくなっていたら火を止めて、(堅ければさらに5分ゆでる)鍋のままゆっくり冷ます。
3:鍋に水3カップと氷砂糖を入れ、火にかける。氷砂糖が溶けるようにかき混ぜる。砂糖が溶けたら15分冷ます。
4:密閉容器を熱湯消毒して、完全に乾燥させたものに3のシロップを入れ、2の梅を静かに入れてゆく。密閉して1週間で食べられます。その間容器をそっと揺らして底にたまる甘いシロップを上下にゆきわたらせること。表面に付くカビに注意。ラップか紙製の落としぶたで表面を覆っておくと良い。冷蔵庫で保存。
ワンポイント
梅を茹でるとき、くれぐれも茹ですぎに注意。1分、30秒の勝負です。茹ですぎるととたんに皮が破れ始めますし、後々つけ込んだ時にも破れる可能性が高くなります。ある程度黄色みを帯びてきた梅を使うので、お箸か指でそっとさわってみて、表面がふわっと柔らかければOK。
つけ込んでから1週間で食べられますが、欲を言えば1ヶ月は置いてから召し上がっていただきたいものです。しっかりとシロップに浸かってとても美味しくなります。長期保存すると表面にカビが生えやすいので、取り出す時は必ず乾いたお箸で。表面をラップか紙製の落としぶたで覆っておくと安心です。カビを避けるなら、もちろん冷蔵庫で保存します。