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新米を主役にするおかず 豚の角煮・柚子味噌仕立て

おからを使って豚バラの塊肉を柔らかくゆでる方法。丁寧にとろけるように煮えたお肉は大ぶりに切って、西京みそと柚子の皮で作る柚子味噌の中で温めていただきます。おもてなしに使える豚の角煮レシピ。

執筆者:桜 美香

*新米を主役にするおかず~INDEX*

1. 豚の角煮柚子味噌仕立て
2. 秋野菜の焼きひろうす
3. 活鯛とかぶらのすり流し

*豚の角煮柚子味噌仕立て*

おからを使って丁寧に下ゆでした豚バラ肉。脂やアクが取れ、早く柔らかく煮えるようです。2時間ほど下ゆでしてからネギ、ショウガ、青柚子の香味を効かせた昆布だしでさっと煮含めます。下ゆでから本煮まで塊のまま煮込みますが、最後の頃には菜箸の先で触っただけで崩れるほど軟らかくなっているので、仕上げは温めた柚子風味の白みそで優しく和える程度に。

崩さないように気を付けて、一切れずつお皿に盛り付けます。このままいただくと、西京みその甘みと柚子の香りでとても優しい味わい。お好みで柚子ごしょうや粉山椒を。

serves 4
豚バラ肉の塊…500g
おから…200g
昆布だし…800cc
長ねぎの青い部分…1本分
しょうがのスライス…大きめのもの2枚
青柚子…2個
薄口しょうゆ…大1/2
酒…大3
西京みそ…60g
砂糖…大1
みりん…大1
塩…小1/2


(1) 豚バラ肉は塊のまま脂身の部分を下にしてテフロン加工のフライパンに入れ(油はひかずに)、余分な脂を焼き焦がす。ざっと一周焦げ色をつけたら熱湯をかけて表面の脂を取り除く。


(2) おからを入れたたっぷりの水と一緒に鍋にいれ、弱火で2~3時間コトコト煮る。竹串がすっと通るようになるまで。充分に柔らかくなったらおからを洗い流す。


(3) 昆布だし、長ねぎの青い部分、しょうがのスライス、青柚子1個を厚めにスライスしたもの入れた煮汁に豚肉を入れ、薄口と酒を入れて弱火で30分煮る。そのまま鍋のまま置いて(できれば半日)充分に冷めてから肉を取り出し、スープを漉す。豚肉は4等分に切る。


(4) 西京みそ、砂糖、みりん、塩を混ぜたところに青柚子の皮のすりおろし1個分を加え混ぜ、3で漉したスープ1カップを入れて溶き伸ばす。(※残ったスープは塩、粗挽き黒こしょうで味を調えてスープに利用!)火にかけて温め、カットした豚肉を入れて崩さないように軽く煮る。
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飛竜頭(ひりょうず・ひろうす)の意味を知っていますか?



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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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