風邪の時こそしっかり食べる！　私のカゼ撃退スープ

風邪はひきはじめが肝心！家族の誰かが風邪をひきそうなとき（もちろん自分のためにも）是非試していただきたいスープ２皿です。消化のよさや、ハーブの薬効効果が期待できるうれしい特典付き！

柔らかくふやけたオートミールが離乳食を思わせる白いスープ。おなかにも優しく、身体の芯からあったまるポタージュ「かぶのオートミールスープ」です。かぶには消炎作用もあり。

もう１品は、フランスの家庭でおなじみ手軽でおいしいハーブたっぷり「ねぎとじゃがいものハーブスープ」。風邪の時、特にオススメのタイムには、咳止めや気管支炎防止にも効果があると言われています。他にもセージ、チャービル、クローブなど、いくつかの種類を混ぜて使いますが、少量ずつたくさんの種類をブレンドすると、ハーブ特有の強い香りもマイルドになり、食べやすくなるのです。

・かぶ 小2個
・オートミール 大さじ4
・バター 大さじ1/2
・砂糖 小さじ1
・塩、こしょう 適宜
・生クリーム 大さじ3
・牛乳 1カップ
・チャイブ 少々

1）かぶは皮をむいて薄いイチョウ切りにする。鍋に水1.5カップと一緒に入れて砂糖、塩ふたつまみを加えてふたをし、柔らかくなるまでゆでる。

2）1のあら熱がとれたらミキサーにかけてペースト状にする。

3）オートミールを鍋に入れ、弱火にかけて乾煎りする。焦がさないように注意して、いい香りがしてきたらバターを加えてさらに炒める。

4）3に2のスープを一気に加え、さっと混ぜ合わせたら牛乳をプラスしてなじませる。

5）オートミールが十分ふやけて柔らかくなったらできあがり。塩、黒こしょうで味をととのえ、器に盛りつける。チャイブのざく切りを散らして。

**Point
★コンソメの素を使わないポタージュなので、とてもあっさり。オートミールの香ばしい香りがポイントになります。いい香りがしてくるまでから炒りをして（焦がさないように）バターでさらに香りを出しておきます。

・じゃがいも 大2個
・長ねぎ（白い部分） 2本分
・バター 大さじ1
・チキンコンソメの素 1個
・セージの葉 6枚
・チャービル 5本
・パセリのみじん切り 大さじ3
・クローブ 2個
・カイエンヌペッパー ひとつまみ
・タイム 3本
・ローリエ 1枚
・白ワイン 50cc
・塩、こしょう 適宜

1）じゃがいもは2センチ角、長ねぎは2センチ長さに切る。

2）鍋にバターを溶かし、じゃがいもを炒める。長ねぎを加えてしばらく炒めたらふたをして、弱火で蒸し煮にする。（5分ほど）

3）固形スープの素、白ワイン、水500ccを加え、細かくみじん切りにしたハーブ類を加えて（ローリエは葉っぱのまま）クローブも入れ、塩小さじ1/2と黒こしょうをふって10分煮る。

4）味を見て、塩味を調えて、さらに10分じゃがいもが柔らかくなるまで煮る。ねぎもクタっと柔らかくなった方がおいしい。

**Point～こんな薬効効果に期待～
☆長ねぎ→身体を温める
☆セージの葉→頭痛・消化促進・解熱
☆チャービル→ビタミンC・カロチンが多く、消化、血行促進、消化を助ける働き
☆パセリ→ビタミンＡ・Ｂ・Ｃ、カルシウム、鉄分が多く、強壮、健胃、消化作用
☆クローブ→抗菌作用・嘔吐、胃病の治療に
☆カイエンヌペッパー→カプサイシンに殺菌力あり。消化、血行の促進
☆タイム→風邪のひき始めの咳止め、気管支炎防止、鼻炎、疲労回復にも効果

50分以上にもなる長い1曲。50分の間にピークが訪れたり、少しトーンダウンしたり。ゆったりとした気持ちで疲れを癒しましょう。もちろん、聴きながら眠ってしまうのも幸せ。