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デルタ航空で行くアトランタの旅(6ページ目)

世界中のパワーエリートから高く支持されているデルタ航空のビジネスクラス。それを体験取材するため、2009年5月から週11便に増便された同社の主力路線、成田/アトランタ線を利用してみました。

執筆者:秋本 俊二

拡充が進む国際線ネットワーク

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“世界一忙しい”といわれるアトランタ国際空港
ここで、デルタ航空の国際線ネットワークについて整理しておきましょう。デルタ航空は現在、傘下となったノースウエスト航空とともに、計800機の航空機で世界66カ国370都市へ運航し、搭乗者数は年間1億7,000万人以上にのぼります。

ハブ拠点としているのは、アトランタ、シンシナティ、デトロイト、メンフィス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(JFK)、ソルトレイクシティ、東京(成田)。アトランタから中南米やカリブ諸国への路線網拡充にはここ数年、とくに力を入れてきました。

ラテンアメリカ線は現在、計56都市へ週400便以上を運航。関係者たちは「ビジネス需要だけでなくレジャー需要も積極的に取り込んでいきたい」と意欲を燃やしています。そうした国際ネットワークの展開で重要な役割を果たしているのが、現在このDL56便が向かっているアトランタ国際空港──正式名称は「ハーツフィールド・ジャクソン国際空港」です。

ハブ空港を大規模リニューアル

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2008年秋には本格的な寿司レストラン「一翔南」が空港内に開業した
アトランタ空港からは現在、約240の路線が就航しています。1日の平均乗降者数は約25万人、離発着は計2,000便にも達し、まさに“世界一忙しい”と言われる空港です。従来は4本の滑走路で運用されてきましたが、それでも足りず2006年春には5本目の滑走路が完成しました。

空港はコンコースA~Dと国際線ターミナルE、メインターミナルから成り、それぞれが地下を走るモノレールで結ばれています。世界でも稀に見る巨大さでありますが、大きくても機能的にデザインされていて、とてもわかりやすい。バックグラウンドでは1日に約3万個の荷物を処理するバゲージシステムが稼働を続け、またここで乗り継いで中南米など別の目的地をめざす人たちのために、成田などの出発地で預けた荷物はそのまま最終目的地まで自動的に運ばれる「ITI(インターナショナル・トゥ・インターナショナル)」というデルタ航空がパイオニアとして知られるサービスも行っています。

そしていま、このアトランタ空港では増大する旅客ニーズに応えるため、国際線旅客用の新しいターミナルFの建設計画などを中心としたさらなる大規模プロジェクトが進展中です。2008年秋に開業した本格的な寿司レストラン「一翔南(ONE FLEW SOUTH)」をはじめ各ターミナルにはバラエティに富んだ飲食施設やギフトショップがオープン。地下鉄MARTAの空港駅やレンタカーシステムを統合した、市中心部からのアクセスをより便利かつ快適にするためのインフラ整備も進んでいます。

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