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大韓航空が創立40周年(3ページ目)

この3月1日に創立40周年を迎えた大韓航空。先日の記念式典では、今後10年間の新しい経営目標が発表されました。国際航空旅客数で世界トップ10へのランクインをめざし、次世代航空機の積極的導入も進んでいます。

執筆者:秋本 俊二

最新シート搭載の新機材が5月にデビュー


エアバスのライバルであるボーイング社が社運をかけて開発中の“ドリームライナー”787も、大韓航空は2011年から2014年までに10機の導入を計画しています。ほかに737NGや777-300ERなどの最新鋭航空機も2015年までに30機を導入。保有機は今後10年で計180機に拡大することになります。

そして今年、全クラスに最新シートを装備した777-300ERがビューします。その第1号機は2009年5月から長距離路線で運航を開始。大韓航空では現在、欧米への長距離路線を中心に全クラスにパーソナルモニター付きシートを装備した航空機を26機運航していますが、最新の777-300ERに導入される最新シートはこれらのシートをさらに“進化”させた新しいデザインになると発表されました。

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全クラスに新しいデザインのシートを装備した新機材ボーイング777-300ERが今年5月にデビューする

ファーストクラスでは、既存の“コスモスリーパーシート”よりもシート幅を12センチ以上広げ、テーブルサイズも拡大。パーソナルモニターは現在の17インチから23インチへと大型化し、多彩なエンターテインメントプログラムが楽しめるようになります。プレステージクラスのシートも180度リクライニングするフルフラットタイプに変わるなど、その開発に当たってはファーストクラスにも匹敵する快適さが追求されました。エコノミークラスもシートのスリム化し、レッグスペースにゆとりが出ています。

この最新モデルのシートは、777-300ERだけでなく、現在運航中の777-200型3機にも装備される予定です。発表によると、2009年には計6機のシートをアップグレード。そして2010年以降に導入される次世代機A380と787にも、この新しいシートが搭載される計画です。

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大韓航空
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