航空券/航空券関連情報

エアバスA380 最新レポート(2ページ目)

2007年10月にシンガポール航空のシンガポール/シドニー線でついに世界デビューを果たしたエアバスA380。現在は3社によって運航されているこのオール2階建て巨人機の現状をレポートします。

執筆者:秋本 俊二

Report 2/エミレーツ航空
機内にお洒落なバーとシャワー&スパが登場


まずは下の画像をご覧ください。このバー、ずいぶんと賑わっていますね。どこの国のどの街のバーでしょうか? いいえ、これはじつは、飛行機の中。エミレーツ航空がドバイ/ニューヨーク線に8月から導入したエアバスA380の機内ラウンジの様子です。

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エミレーツ航空のA380機内にはお洒落なバーラウンジが出現

エミレーツ航空は2008年7月28日にエアバスからA380の1号機を受領しました。その最初の就航路線がドバイ/ニューヨークで、完全個室のファーストクラスが14席、ビジネスクラス76席、エコノミークラス399席の全489席でキャビンをレイアウト。上級クラスのソーシャルエリアにはこんな洒落たバーが備え付けられているほか、フライト中にリフレッシュできる2室のシャワースパなども設置されています。

私はよく「エミレーツは何をやらかすかわからないエアライン」と評してきましたが、本当にその通りですね。驚きました。この10月14日には、ドバイ国際空港にエミレーツ航空専用の第3ターミナルがオープン。新ターミナルの総床面積は51万5,000平方メートルで、250カ所以上のチェックインカウンターを備え、A380の専用ゲートも5カ所に設置されます。

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エミレーツ航空はA380を世界で最も多い58機を発注している

エミレーツ航空はこれまで、A380を世界で最も多い58機を発注しています。今後は、2009年3月までにさらに5機、2013年6月までに53機のA380を受領する予定で、ドバイ/ニューヨークなどの長距離路線用の仕様のほか、中距離用の3クラス517席と2クラス604席でレイアウトした機材も用意。ニューヨーク線につづき、12月1日にはロンドン線、2009年2月1日にはシドニー線とオークランド線への投入が予定されています。


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