(撮影協力=航空&旅行写真家・小栗義幸氏)
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【P.1】 A320のボディいっぱいに就航先の風物をペイント
【P.2】 人々の優しさに魅かれタイで働きたいと思うように
【P.3】 仲良しの同僚たちから日々タイ語を学ぶ
【P.4】 高級志向をめざすアジアのブティックエアライン
【P.5】 開放感あふれるサムイ空港は訪れる人たちに大人気
【P.6】 広島・福岡線を増便し最新のエアバスA319投入
エアバスA320のボディいっぱいに
就航先の風物をカラフルにペイント
日本にカラフルな機体が舞い降りた2005年12月より、バンコクエアウェイズは広島/バンコク線を週2往復でスタートしました。就航以来、機内に足を踏み入れた瞬間から南国ムードを満喫できるフレンドリーなエアラインとして地元の旅行者たちの人気を集め、翌06年12月には福岡線(週3往復)も開設し日本での活躍の場を広げています。
広島からバンコクへのフライトで利用した「桂林号」 |
バンコクからは、サムイ島やプーケットなどのリゾート、歴史遺産が多く残るカンボジアなど人気観光地へのネットワークも充実! そしてユニークなのは、前述したように保有する機材の一つひとつにスコータイ、サムイ、ルアンプラバン、シェムリアップ、アンコールワット、プーケットなど就航先の風物をボディいっぱいに大きくペイントしていることです。日本路線で使用しているA320には「グラビー号」や「サムイ号」といったニックネームを付け、青い波や魚などの絵を塗装しています。私たちが今回、広島からバンコクへのフライトで利用した「桂林号」も、白地に赤やオレンジで賑やかに化粧していました。
A320は、エアバスのベストセラーとなった単通路の近・中距離型機で、日本のエアラインでは主に国内線用の機材として利用されています。距離にして約4,000キロ離れた広島/バンコク線は、バンコクエアウェイズが運航する最長距離路線の一つ。この約5時間半のフライトで今回、私たちは昨年12月に入社したばかりの男女二人の日本人客室クルーに出会いました。次のページでは、その二人の新人クルーについて紹介します。
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