航空券/航空券関連情報

NWA──太平洋の空のパイオニア(前編)

ノースウエスト航空は今年、日本就航60周年を迎えました。日米間の掛け橋として、そして太平洋の空のパイオニアとして活躍を続ける同エアラインのこれまでの歩みを、前・後編の2回にわたって振り返ります。

執筆者:秋本 俊二

1947年7月15日、米国ミネソタ州ミネアポリスから1機のノースウエスト航空機が日本へ向けて飛び立ちました。アメリカと日本、アジアを結ぶ初の民間フライトです。以来、今日まで日米間の掛け橋として、そして太平洋の空のパイオニアとして活躍を続けてきたノースウエスト航空。今年で日本就航60周年を迎えた同エアラインの、これまでの歩みを振り返ってみましょう。

── Page Index ──
【P.1】 日米を結ぶ1号機がセントポール空港を出発
【P.2】 1926年に産声を上げ航空郵便事業で運航開始
【P.3】 300名の応募者から採用された初の日本人FA



日本とアメリカを結ぶ1号機が
セントポール空港を出発


ノースウエスト航空が民間エアラインとして初めてアメリカと日本の間で定期運航を開始したのは、1947年。以来、太平洋路線のリーディングキャリアとして、常に日米間の旅行需要の創出と座席の提供に努めてきました。

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太平洋の空のパイオニアとして活躍を続けるノースウエスト航空

その年の7月15日、ミネアポリス・セントポール空港を飛び立ったノースウエスト機は、アンカレッジおよび給油のために立ち寄ったアリューシャン列島を経由して東京に到着。この日が、日米間の定期運航のスタートとなりました。

同年9月には、双発エンジン搭載のマーチン202を導入。またノースウエスト航空の歴史には、「世界初」の3文字がところどころに登場します。日米間の定期運航開始から5年後の1952年に日本人客室乗務員の採用を始めたのもその一例です。


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