成田空港に隣接する航空科学博物館で毎年3月と9月に開催される航空ジャンク市は、飛行機ファンにとっては欠かせないイベントです。私もこれまで何度か足を運びました。初日(土曜日)の午前中に行った前回は、会場はかなりの混雑でしたね。10時過ぎに到着したのですが、すでに駐車場は満杯! そこでどんなものが売られていたか、ちょっと記憶をたどってみましょう。
会場に入るとまず目につくのが、各エアラインのプラモデルやポスターなど。機内食用のナイフ、フォーク、スプーンなどはJALのものが多かったように記憶しています。トレイはたしか1枚100円だったでしょうか。マニアのなかには、自宅で機内食用トレイを使って食事をしている人も少なくないようです。
レジの前は、午前中から長蛇の列です。「いいものを誰よりも早く」と、みんな狙いをつけて来るのでしょう。順番待ちをしている人の中に、よくキャビンなどで見かける大きなダストボックスを持っている女性がいました。話しかけてみると、「機内に積まれて使用されるモノはどれも軽くて丈夫なんですよ」と答えてくれましたが、なるほど、納得ですね。意外に人気の高かったのが、空港の渡航先表示板です。そのそばでは機内トイレの便座なども売っていました。アクリルでできた飛行機の窓を購入していた人も見かけましたが、あれは何に使うのしょうか? ユニークな光景でした。