出来上がりが楽しみ!まずは市販の額縁を利用して
額縁をペンキなどでお好みの色に塗り替えても楽しいですよ |
【準備するもの】
■額縁
■厚紙(1ミリほど)
■装飾用の紙
■無酸のり(手芸用ボンドなどで代用可)
■飾りたい絵や写真
■カッター、定規
■のりを塗るための筆 など
中に飾る作品の保護を考えて、本来ですと専用の「無酸のり」を使用し、紙類も「中性紙」を使用したりします。また通常は、中身(飾りたいもの+マット紙)をまず作成し、それに合わせて額縁を作ってもらうのですが、今回は初めての方でも気軽に楽しめるように既存の額縁を利用した方法を教えてもらいました。
上手になったら、プレゼントにもステキです
ガイドは市販の10.5×15センチのポストカードを18×24センチの額縁に納めました。飾りたい絵や写真よりも、額縁がある程度大きい方が見栄えがします。
額の大きさに合わせて、厚紙を切ります。これがマット紙と呼ばれる部分で、飾りたい絵や写真と額縁の間の紙のことです。Passe partout(パッスパルトゥー)とも言います。
飾りたいもの(今回はポストカード)より数ミリ小さめに、マット紙に窓枠を作ります。余白が左右、上下均等になるように。まず鉛筆などで薄く下書きしてから、カッターで切ります。
マット紙に貼る紙を選びます。この紙の色や質で、作品の雰囲気がガラリと変わります。
マット紙の表面に、筆やハケを使ってまんべんなくのりを塗ります。ガイドは手芸用ボンドでも試しましたが、まず筆を少し水で濡らし、水分をペーパータオルなどで拭きとってからボンドを塗ると大丈夫かと思います。
のりをマット表面にすべて塗り終われば、装飾用の紙に貼り付けます。シワができないように、注意してください。次に重たい本などをのせて、マット紙と装飾用の紙をしっかりと一体化させます。
マット紙からはみ出た部分の紙を丁寧に切り取ります。窓枠の内側は2センチほど内に切り、画像のように内側に残った紙を、対角線をつなげる線上に切り込みをいれます。
切り込みをいれた内側の紙を画像のように折り返し、しっかりとのりづけ、または両面テープで貼り合わせます。最後に窓枠から絵や写真がきれいにのぞくように額縁に納めて出来上がり。
>>次のページ で、さまざまなアンカードルモンの作品をご紹介します。