ハンドメイド・手芸/ハンドメイドの実例

ギャザーを寄せて作る立体花 縫って縮めてルーシングフラワー

布にギャザーを寄せて縮めるだけで出来るルーシングフラワー。古くからヨーロッパやアメリカの伝統的なキルトには、使われていた手法ですが、金亀糸業(株)より、印付け用のアップリケプレートが発売されて、より身近になりました。

執筆者:佐々木 純子


ルーシングフラワーって聞いたことがありますか? 布にギャザーを寄せて作る、立体花のことですが、ボルチモアキルトをご存知の方なら、たぶん見たことはあると思います。華やかでボリュームがあるルーシングフラワーは、ゴージャスで見栄えがします。ひと針ひと針まつっていく普通のアップリケも繊細でいいけれど、短い時間で大輪の花を咲かせることができる、この手法も覚えていて損はないですよ。

そのルーシングフラワー用の印付けを簡単に描けるアップリケプレートが、金亀糸業(株)のブランドである「コットンボ-ル」から発売されました。これを使えば、ラクラク印付けが出来るので、ぜひお店で探してみてはいかがでしょう? 使い方は簡単です。バイアス地に裁った布を三つ折りし、アップリケプレートで波型に印を付けてぐし縫いするだけ。あとは糸を絞って縮め、くるくる丸めて花びらを形作ります。

先日発売されたパッチワーク教室NO.57号には、ルーシングフラワーで作ったタペストリーや、お花のリース、バッグ、額、メガネケースといった暮らしの小物がたくさん掲載されています。アップリケと違って、細かい作業は必要ないのに、ボリュームが出る手法なので、お花が好きな方にはお勧めです。上記のアップリケプレートを使って作る、それぞれ5種類の花の作り方はもちろん、中心にビーズを付けたり、つぼみを作ったりといった、応用の仕方もていねいなプロセス写真付きで紹介されていますよ。アップリケプレートは本誌の中の通信販売で購入できます。

【関連企業リンク】
金亀糸業株式会社ホームページ
パッチワーク教室NO.57号詳細
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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