「グッドナイト・ムーン」
映画の中でメリルストリープが演じる女性は、母親としては完璧で、料理も裁縫もすべてこなせる主婦の鏡と言った存在。ところが、彼女の別れた夫の若い再婚相手、ジュリア・ロバーツは、女性カメラマンで、家事よりは仕事が大事という現代的なタイプ。夫側に引き取られた子供達は、そんなジュリアになかなかなつかない。メリルとジュリアは、子供たちを巡るいわばライバルなんですよね。
でも、メリル・ストリープが病におかされていることを知り、家族はだんだんとひとつになっていきます。 と、これ以上ストーリーを言ってしまうと、感動が薄れてしまいますので、この辺にしておきましょう。
ここでパッチワーク好きのみなさんが興味を引きそうなのは、メリル・ストリープが子供たちのためにキルトを作るエピソード。ジュリアが撮った家族の写真を転写プリントで布に写し、キルトに仕立てるのです。自分がいなくなっても、その写真を見て思い出してもらえるように。家族への愛がキルトに集約されいく様子には、感動して涙が止まりませんでした。キルターなら、その気持ち分かりますよね。
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