海外の人気サイトの日本語版が続々と登場
Facebook、そしてTwitter。海外で人気のサイトの日本語版がスタートしています。 |
昨年は6月にYouTube。そして7月にはセカンドライフの日本語版がスタートし、話題となりましたが、今年上半期はそれ以上に海外で人気のサイトの日本語版がスタートしています。
まず4月22日、ミニブログサービスの先駆者として世界中で多くのユーザーが利用するTwitterの日本語版がスタートしました。
アメリカでは、このTwitterを使い、Time誌のブロガーAnna Marie Cox氏の元、大統領候補のマケイン氏とオバマ氏のそれぞれの代理人がハイテクや政府について討論を行うなど、既に一般化していますが、日本ではまだこれからといった状態です。
そして先月19日には世界第2位のユーザー数を持つSNS、Facebookの日本語版がスタートしました。市場調査会社comScoreによると5月は世界全体のユニークユーザー数でMySpaceを抜き、1位になったという統計もありますが、こちらもTwitter同様、日本ではまだまだこれからといったところでしょう。
過去の記事でも言及していますが、今までに海外の人気サービスが日本に上陸し、そのまま海外と同様に人気サービスとなるケースは本当に少なく、ほとんどの場合は、そのまま日本の同様のサービスの影に埋もれていくパターンが常となっています。
日本の場合、言語という大きな障壁があるのはもちろんですが、それ以上に自由度が高いサービスよりも逆にそこで何をすれば良いのかをしっかりと提示したサービスでないとなかなか触手が動かないという、ある種、日本人の特性を理解した上でのサービス展開が必要になります。
今後も多くの海外のサービスが日本に参入してくるでしょうが、どのようなサービスにしても、より日本人の特性に訴えるサービスでないと、なかなか普及は難しいのかもしれません。
【関連記事】
Twitter日本語版がしかけるミニブログ戦争
Facebook日本語版はmixiの脅威にはならない
<次ページでは遂に7月11日に発売が決まったiPhoneについてです。> |