・30代 1名
・40代 1名
・50代 11名
・60代 13名
・70代 13名
・80代 1名
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計40名
気になるのが生産者のシステム利用。高齢者でもすぐにおぼえられるものなのか。
操作面の機能は最も考慮した部分。端末を独自化しキーボード、マウスも専用化。お年寄りにとってマウスのクリックは苦手な人が多いが、キーボード操作での対応も可能にした。
ブラウザも改良。電源ONでネット接続、キーボードでのリンク展開、電源OFFまでを専用化した。
そして、ガイダンスでは、最初に全体的な概要と操作説明会を2日間(操作説明書付)実施。以後、3回、月に1度のペースで行い、それぞれコンテンツ、操作性のアンケートを実施した。
けれども、結局は個別対応で、設置先に随時巡回し、操作を支援したというから、やはり高齢者にシステムを覚えてもらうために、並々ならぬ苦労を重ねているのだ。
操作面は、“TVチャンネルのように”をスローガンに開発。ところが、そうそう覚えてはくれない。
かなり手ごわいおじぃちゃん、おばぁちゃんもいらしたという。
システムを使ってもらうには、布教活動が必要と感じた。システムの中に役立つ情報があり、それをいかに使っていけば付加価値(儲け)につながるかということを根気よく伝えていった。
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すると、おのずと利用頻度が上がるようになった。人間、欲求がそそられると学習意欲も高まるものだ。
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そうこうしているうちに、システムのコンテンツの更新がタイムリーでなかったりすることもあった。すると、それに興味をもっているおばあちゃんがクレームをあげてくるほど熱心になったという。システムを本当に必要としているのだ。
現在使用されている生産者端末は、80台になった。