4月から新社会人になる方も多いでしょう。会社にはいろいろな仕事がありますが、今やパソコンやインターネットの利用は必須です。そこでこのシリーズでは、これから社会人になる方や社会人になって間もない方を対象に、会社の仕事に必要なIT関連資格についてご紹介します。第1回は、総務の仕事です。

総務の仕事

25年前、私も新入社員として会社に入りました。その時、面接の段取りから社員寮の手配など総務の方にお世話になったことを覚えています。総務の仕事は、社内の従業員が仕事をし易くする、いわば縁の下の力持ち的仕事であり、総務の仕事がないと会社は成り立ちません。この総務の仕事には主に次のものがあります。
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IT関連資格で仕事もはかどる!


■人事・採用関係
新入社員など新しく会社に入る人の募集や面接、社員寮の手配、社員教育など仕事をする上で必要な環境や教育を企画・実施します。また、従業員の昇給・昇格など人事考課に関する仕事もあります(大きな会社では、人事部として独立していることがあります)。

■労務・給与関連
給料やボーナスの振込、健康保険などの社会保険の登録や保険料の支払などを行ないます(支払などは経理部が行うこともあります)。

■広報・庶務関連
新聞・テレビなどのマスコミ対応など広報的な仕事から、会社にある社内掲示板の管理、社内清掃の管理、来客受付、旅費交通費規定や就業規則など社内の規則作成。ボーリング大会などリクレーションの企画・実施など幅広い仕事をこなします。

■法務関連
会社が取引するときの契約書作成や、技術特許の申請、トラブルがあった場合の訴訟や裁判など法律に関する仕事も行ないます。
このように総務の仕事は、会社が仕事をするうえで非常に重要な役割を担っているのです。

取りたいIT関連資格

このような総務の仕事をする上で、パソコンやインターネットの活用は必須でしょう。そこで、どのようなIT活用能力や資格があればいいかをご紹介します。

■パソコン活用能力
総務の仕事はプログラムを作ったりする専門的なパソコン活用はありませんが、基本的かつ適切な操作は理解している必要があります。特に小さな会社の場合、各部門のパソコンなどの導入管理を総務部門が行うこともあります。また、社内にネットワークがある場合は、ネットワークの基本的な知識も必要でしょう。専門的なことは外部の業者に任せることが多いですが、少なくとも外部業者の窓口として話ができる程度の知識は持っておきたいですね。その意味から、次の資格は有効です。

パソコン基礎検定試験
基本的なパソコン操作や文書作成などの能力を試されます。初心者の方は4級、3級あたりに挑戦して、とりえずパソコンを使えるようになることをお勧めします。

初級システムアドミニストレータ試験
基本的なパソコンの知識からネットワークの知識、データベースの知識など基本的なことを幅広く習得できます。パソコンの知識や経験がある方は、初級シスアドでステップアップしてはいかがでしょうか。

■表計算・ワープロ活用能力
総務の仕事では、会社の規定を作ったり会社行事の案内などを作ります。この時、ワープロを使うことも多いでしょう。また、交通費の計算や保険料の計算などパソコンを使って計算することも多くあります。その意味で、表計算やワープロを使いこなすことができれば、仕事も捗りますね。その場合、次の資格がぴったりです。

エクセル表計算処理技能認定試験
表計算の基本的な使い方から、関数の活用、帳票設計まで幅広い活用方法が身につきます。試験は3級、2級、1級がありますが、まずは3級から挑戦するのがいいでしょう。

Word文書処理技能認定試験
基本的な文章の作成から、ビジネス文書、ビジネス図表まで幅広い知識が身につきます。
試験はエクセル試験と同様に、3級、2級、1級があります。こちらもまずは3級から挑戦するのがいいでしょう。


■インターネット活用能力
総務の仕事ではパソコンだけでなく、会社の中のインターネットの設定やホームページの維持管理などもあります(会社により違いますが)。その意味からパソコンだけでなく、インターネットの利活用能力も必要です。その意味から、次の資格が有効でしょう。

ドットコムマスター
インターネットの活用や情報セキュリティについて幅広い能力が身につきます。インターネットを安全に利活用するために欲しい資格です。尚、いきなり高度な試験に挑戦するのが難しい場合は、入門的な資格「ドットコムメイト」があります。まずはこちらから挑戦されたらいかがでしょうか。

今回はこれから社会人になる方を対象に、会社で総務の仕事をする時に必要なIT関連資格をご紹介しました。ぜひIT関連資格を取得して、社会人としてがんばってください。

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