個人情報保護士

平成17年4月から個人情報保護法が完全施行されました。個人情報を扱う企業では、プライバシーマークの取得など、個人情報の保護管理に力を入れています。しかし、個人情報の盗難、紛失などの漏洩事故は現在でも発生しています。これらの原因の1つとして、個人情報を扱う企業の従業員の意思の低さが挙げられます。プライバシーマーク制度では、社内に「個人情報保護責任者」を置き、全社的な管理から従業員の教育まで統括して実施します。そのため、個人情報を扱う企業では、個人情報保護責任者の育成が急務になっています。財団法人全日本情報学習振興協会のホームページには、「個人情報保護士認定試験は、「個人情報保護法」に従って、個人情報の概念、考え方、制約、利用制限、情報の安全確保、リスク、保護対策などを体系的に理解し、実際の企業(事業)活動に支障なく管理、運営、活用を行える知識・能力を有する個人、 すなわち「個人情報保護法」に関するエキスパートであることを認定するものです」と書かれています。つまり、企業内の個人情報保護責任者に該当する管理者の育成には、最適な試験だと思います。個人的に受験するのもいいですが、企業内の人材育成の一環として同資格を取得することもお勧めします。

<試験内容>
個人情報保護士試験では、「個人情報保護の総論」と「個人情報保護の対策」の2つの分野から出題されます。「個人情報保護の総論」は40問、「個人情報保護の対策」は60問出題され、試験時間は120分です。尚、「個人情報保護の総論」では、同法が制定された社会的背景や、海外での動向、同法の内容等について、「個人情報保護の対策」では、リスク分析、組織的・人的セキュリティ、オフィスセキュリティ、情報システム上のセキュリティ対策などが出題されます。

<次回試験日>
平成18年3月19日(日)

<申込期間>
平成18年2月6日(水)午前9時00分~3月3日(金)

<検定料>
一律8,400円(税込)

<受験資格>
特になし

<試験形態>
全級:筆記試験(マークシートによる)

<実施場所>
東京、名古屋、大阪、福岡、札幌
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個人情報保護士も、情報セキュリティ検定と同じくマークシート形式であり知識を問うものです。個人情報保護法は施行されてまだ1年経過しておらず、内容について認知されていないケースも多くあります。まずは、企業内で個人情報法保護士を1名育成し、保護士が中心となって企業内の管理体制を構築するのがいいでしょう。


<関連リンク>
財団法人全日本情報学習振興協会

情報セキュリティ関連資格

情報セキュリティ関連資格(2)
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