
1000万円を年1%の金利で1年間預けると、税引き前の利息は10万円になります。では、税金が差し引かれた後、実際に受け取れる利息はいくらになるのでしょうか? 元銀行員の筆者と共に考えてみましょう。
利息はどうやって計算されるのか知っておこう
まず、利息の計算方法を知っておきましょう。
単利で計算する場合、基本的な計算式は次のとおりです。
①元金×金利×運用期間
なお、一般的な預金利息には税金がかかることになっており、所得税・復興特別所得税・住民税を合わせて20.315%が差し引かれる仕組みになっています(2026年現在)。
税引き後の利息の計算式は、次のとおりです。
②税引き前利息-税引き前利息×20.315%
では、上記のルールに今回の内容を当てはめて計算してみましょう。
1000万円を年1%で1年間預けた場合、税引き前の利息は10万円です。
計算式は以下のようになります。
①1000万円×1.0%×1年=10万円
②10万円-10万円×20.315%=7万9685円
つまり、税引き前の利息が10万円の場合、税金として2万315円が差し引かれ、実際に受け取ることのできる利息額は7万9685円となります。
なお、今回の計算は、年1%の金利が1年間適用される単利の商品を想定したものです。実際の受取利息は、金融機関の商品や利息の計算方法などによって異なる場合があります。
また、1000万円というまとまったお金を預ける場合には、預金保険制度についても知っておきたいところです。
一般の預金などは、1金融機関につき預金者1人当たり元本1000万円までと、その利息などが保護されます。ただし、同じ金融機関に他の対象預金がある場合は、合算して判断されます。
公式Webサイトなどをチェックしてみよう
計算式は分かったけれど、面倒、よく分からないという人もいると思います。
金融機関によっては、公式Webサイトで、受け取れる利息額が簡単に分かるシミュレーションページが設けられているところもあります。
手軽に試すことができますので、利息額はいくらになるのか、シミュレーションしてみてもよいですね。
例えば、以下の金融機関の公式Webサイトなどで確認できます。
預金金利が上がっている今だからこそ、税引き前の利息だけでなく、実際に受け取れる金額も確認しておくとよいでしょう。







