
普通預金の利息が付くタイミングはいつなのでしょうか? 利息が付く日の直前に預けても、高い金利が適用されるのでしょうか?元銀行員の筆者と共に考えてみましょう。
利息は年2回付く?
普通預金の利息が付くタイミングは、金融機関ごとに決められています。
利息が入金される日は各銀行などで違いがありますが、年2回としている銀行も多くあります。
例えば、毎年2月と8月に普通預金へ入金される銀行などのほか、毎年3月と9月に入金される銀行などがあります。
ただし、利息の入金回数や日付は金融機関によって異なりますので、自分が利用している銀行などの条件を確認しておくとよいでしょう。
利息はどのように計算される?
普通預金の利息は、基本的に毎日の最終残高をもとに、適用金利に応じて日割りで計算されます。
一般的な利息の計算方法は、次のとおりです。
「預金残高×年利率×預入日数÷365日」
なお、利息の計算対象となる最低残高や計算単位、1円未満の端数処理などは、銀行などによって違いがありますので注意してください。
利息は、金融機関が定める計算期間の残高に応じて計算され、所定の日に普通預金口座へ入金されます。
つまり、利息が付く直前に高額を預けた場合には、預け入れている期間のみが利息に反映されることになります。
例えば、年1.2%の普通預金に100万円を預けた場合、1日分の利息は次のようになります。
100万円×1.2%÷365日×1日=約33円
30日間預けた場合は、
100万円×1.2%÷365日×30日=約986円
となります(いずれも税引前の概算。金利と残高が変わらない場合)。
つまり、利息が付く直前に100万円を預けても、半年分の利息を受け取れるわけではありません。年1.2%という金利は、1年間預けた場合の利率を示しています。
多くの利息がほしいなら、できるだけ長い期間預け入れることも大切です。
たくさん利息がほしいなら、他の金融商品も比較しよう
普通預金の金利が高くなってきているため、利便性のある普通預金で、できるだけ多くの利息がほしいと考えている人も少なくありません。
もし、より多くの利息を得たいと考えているなら、定期預金や個人向け国債など、他の金融商品と比較してみるのもよいでしょう。
ただし、普通預金は必要なときに引き出しやすいというメリットがあります。一方、定期預金は中途解約すると当初より低い金利が適用されることがあり、個人向け国債は原則として発行後1年間は中途換金できません。
金利だけでなく、お金を使う予定なども考えながら、預け先を選ぶことが大切です。







