
定期預金が満期を迎えた後は、どのような金融商品を選ぶとよいのでしょうか? 元銀行員の筆者と共に考えてみましょう。
1年以内に使う可能性があるなら定期預金
定期預金も個人向け国債も、中途解約・中途換金ができる金融商品ですが、大きな違いがあります。
定期預金は満期前でも中途解約できます。ただし、中途解約すると、当初より低い金利が適用されることがあります。
一方、個人向け国債は、原則として発行後1年を経過しないと中途換金できません。
そのため、満期になったお金を1年以内に使う可能性があるなら、個人向け国債よりも定期預金のほうが使い勝手はよいでしょう。
もちろん、すぐに使う予定のお金なら、無理に定期預金にせず、普通預金に置いておくという方法もあります。
1年以上使わないなら個人向け国債も候補に
1年以上使う予定がないお金なら、個人向け国債も選択肢になります。
個人向け国債は1万円から購入でき、「固定3年」「固定5年」「変動10年」の3種類があります。発行後1年を経過すれば1万円単位で中途換金できますが、その場合は直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれます。
定期預金の金利は金融機関や預入期間によって異なり、個人向け国債の金利も発行月や種類によって変わります。
ですから、定期預金が満期を迎えたからといって、そのまま同じ定期預金に預け直す必要はありません。
まず「このお金を1年以内に使う可能性があるか」を考える。そのうえで、当面使わないお金なら、その時点の定期預金と個人向け国債の金利や条件を比較してみましょう。
定期預金の満期は、お金の置き場所を見直すよいタイミングです。自動継続に任せるだけでなく、自分のお金をいつ使うのかを確認して、次の預け先を選んでみてください。







