この記事を読む前に
メンテナンスの前にバックアップを定期的にしていない方は、とりあえずバックアップをしてほしい。
データが何らかの原因で消えてしまうと取り返しがつかなくなりますので。
パソコン本体の汚れを落としたりすることを一般的に行われるメンテナンスかとは思うが、パソコンの内部、特にHDDをメンテナンスすることで体感速度を上げることも可能だ。長期休暇で手が空いていたら是非試して頂きたい。
お金をかけずにメンテナンスをする
コンピュータの使い勝手で一番気になるのが動作速度だ。最近はどんな機種でもそこそこ速くなりあまり気にならない方も多いと思うが、長い間同じ機種を使っていると、昔よりも動作が遅いような気がする事もあるだろう。パソコンを長期間メンテナンスしないで使用していると、HDD内に不要なファイルが増えてアクセス速度が落ち、若干ではあるが動作が遅くなる事が多い。
データが綺麗に並んでアクセスの早いHDDのイメージ図
データがバラバラでアクセスの遅いHDDのイメージ図
とりあえず、HDDのアクセス速度を無料で少しでも速くするための方法を解説しよう。
とりあえずやること
1.不要プログラムの削除
昔インストールしたけど使っていないプログラムなどがあれば削除しよう。プリインストールされていて使った事のない不要なソフトも削除してかまわないが、どのソフトを削除すればいいかよくわからない方は、そのままにしておくのが無難だ。
参考になる記事:
アプリを安全に削除する
不要な常駐ソフトを探せ!
2.ディスククリーンアップ
Windows標準のソフトで不要なファイルを自動的に削除してくれる。
詳しくは Windows の使い方 ディスク クリーンアップを実行
参考になる記事:
不要ファイルを削除する!
ディスククリーンアップを実行
3.データの整理
不要になったデータや、古くなったデータの整理をしよう。
4.ディスクドライブの最適化
ある程度、ファイルの削除が終わったら、長期間使用しファイルが分散していることが予想されるので、HDDの最適化を実行しよう。
デフラグ画面
参考になる記事:
ディスクドライブを最適化する
さらなる最適化
これ以上の最適化は上級者向けになるが、お金を使った増強に書かれているソフトを使い、通常では出来ないところまで各種パラメータを調節するのも良いだろう。しかし、これらのソフトの設定は難しい部分もあり難しいため初心者の方にはお薦めできないが、中級以上の方にはお薦めだ。
実際の所、上で紹介した様々な設定よりも、データの移行やアプリケーションソフトの再インストールの手間が気にならなければ、HDDをフォーマットしてWindows自体を再インストールするのが一番手っ取り早い。