40代は「家計+休日」という視点で選ぼう
40代になると、食料品や外食など日々の支出に加え、趣味やレジャーにお金を使う機会もあるでしょう。子どもがいる家庭では教育費などの負担が増える時期でもありますが、もちろんライフスタイルは人それぞれです。

株主優待も、家計の節約だけを目的にする必要はありません。普段の食事に使える優待がある一方、休日を楽しむために使えるものもあります。
そこで40代では、「日々の暮らしに役立つか」と「休日を楽しむために使えるか」という2つの観点から考えてみましょう。今回は、外食のくら寿司、食品の味の素、レジャーのオリエンタルランドを取り上げます。
くら寿司<2695>
くら寿司<2695>は、「くら寿司」を展開しており、毎年4月末時点の株主を対象に、店舗で利用できる株主優待を実施しています。
100株以上200株未満なら1000円分、200株以上400株未満なら2500円分、400株以上800株未満なら5000円分、800株以上2000株未満なら1万円分、2000株以上なら2万円分の優待が受けられます。
回転寿司は家族や友人との食事はもちろん、1人でも利用しやすい外食の1つです。普段からくら寿司を利用している人なら、優待のために新たな支出を増やすことなく、いつもの外食費の一部に充てることができます。
味の素<2802>
調味料や冷凍食品などで知られる味の素<2802>は、自社グループ商品などを株主優待として用意しています。
3月末時点で100株以上を半年以上継続保有していることなどが条件です。100株以上200株未満では500円相当、200株以上1000株未満では2000円相当の自社グループ商品などから選ぶことができます。保有株数が増えると優待額も大きくなります。
食品系の優待は、普段の食事に取り入れやすいのが特徴です。ただし、株式を購入して次の3月末を迎えれば、必ず優待を受け取れるわけではありません。これから購入する場合は、半年以上の継続保有という条件を確認しておきましょう。
オリエンタルランド<4661>
オリエンタルランド<4661>は、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーを運営しており、株主用パスポートがもらえる優待制度はディズニーファンにとっては垂涎の的です。
ただし、ここは他の2銘柄より優待を受けるハードルが高い点に注意が必要です。通常優待では、500株以上を保有する株主に対し、3月末を基準として株主用パスポート1枚が発行されます。保有株数が増えると、受け取れる枚数や基準日も変わります。
一方、100株以上を3年以上継続保有する株主には、通常優待とは別に長期保有株主向けの優待があります。なお、2026年は上場30周年を記念した特別優待もあり、2026年9月末時点で100株以上を保有する株主には、今回限り株主用パスポート1枚が贈られます。
投資金額や保有期間というハードルはありますが、普段から東京ディズニーリゾートを利用するファンなら、休日を楽しむという目的で注目できる優待です。優待内容だけでなく、必要な投資金額まで確認したうえで検討しましょう。
40代は「節約」だけで優待を選ばなくてもいい
今回紹介した3銘柄は、くら寿司が外食、味の素が食品、オリエンタルランドがレジャーと、使い道が大きく異なります。
日々の支出を抑えたいなら、普段利用している外食店や食品関連の優待が候補になります。一方、投資資金に余裕があり、レジャーを楽しみたい人なら、オリエンタルランドのような優待に目を向ける方法もあります。
40代では、これからの資産形成を続けながら、現在の暮らしを楽しむことも大切です。「いくら得するか」だけでなく、「自分ならどんな場面で使うか」を考えると、自分に合った優待を見つけやすくなります。
ただし、株主優待は企業の判断によって変更・廃止される可能性があります。優待だけで投資先を決めず、必要な投資金額や業績、配当、将来性なども確認して選びましょう。
※株主優待の内容は2026年9月4日時点です。詳細につきましては、各社が発表している株主優待内容をご確認ください。
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