介護や病気、失業など、さまざまな事情から住民税非課税世帯となる人がいます。実際の暮らしはどのようなものなのでしょうか。All Aboutが実施している「住民税非課税世帯のお金と暮らし」に関するアンケートから、2026年6月22日に回答のあった、九州・沖縄地方在住、53歳女性の状況を見ていきます。
投稿者プロフィール

ペンネーム:T.T
年齢性別:53歳女性
同居家族構成:本人、長女(16歳)
居住地域:九州・沖縄地方
住居形態:持ち家(戸建て)
雇用形態:自営業・自由業
世帯の月の収入:労働収入7万円、児童扶養手当4万5000円、養育費3万円、児童手当1万円、就学支援金1万1000円
現預金:500万円
リスク資産:なし
「世帯年収800万円あったが、いつも疲れていた」
T.Tさんの世帯が住民税非課税世帯に該当している理由は「単純に収入が少ない」とのこと。住民税非課税世帯となる前の暮らしについて、
「以前は、共働きで世帯年収が800万円くらいあったが、貯金も今より少なかったし、『お金が足りない』と常に思っていた。ゆっくりする時間もなく、いつも疲れていたし、全然幸せじゃなかった。私ばかり家事と育児をしていたので、離婚して旦那がいなくなった分楽になった」と振り返ります。
現在の世帯の月の収入は「自身の労働収入7万円、児童扶養手当4万5000円、養育費3万円、児童手当1万円、就学支援金が月約1万1000円の合計16万6000円くらい」。月々の支出については「食費4万円、光熱費1万5000円、保険料8000円、日用品費5000円、通信費1万円、ガソリンなど5000円、定期代を含む学費2万5000円で合計10万8000円くらい」と回答。
「お金のことはぜいたくをしなければ、何とかなっている。いろいろと考えないようになり、いつの間にか物欲もなくなった。貯金は大きな出費に備えるくらいあればいいと割り切っており、貯金は、『増やさぬよう減らさぬように』と思ってやっている」と語ります。
「清貧という感じ。生活次第でそんなにお金は必要ではない」
住民税非課税世帯であることで特に影響があったものとして、T.Tさんは「国民健康保険料・介護保険料が減額されたこと」や子どもの学費などを挙げています。
今の暮らしについては、「私は清貧という感じが好き。必要な物を見極めて生活すれば、そんなにお金は必要じゃないと思う」と話します。
「仕事があるならやりたい。でも、今がちょうどいい。国の支援がなければ、多分生活が厳しくなるとは思うが。税金を納めてないことは申し訳ないと思いつつ、感謝している。しっかりと稼げるようになったら、そこは恩返ししたい」と続けます。
今の暮らしの中で「子どもとの時間を一番大切にしている。もう、この時間は一生取り戻せないことを知っているので」とコメントを残していました。
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