
友達、同僚、親戚……あらゆる人間関係においてお金は切っても切り離せないもの。物価高で家計管理にシビアにならざるを得ない中、これを機に関係性を見直したという人もいるようです。
All About編集部は全国20~70代の200人を対象に「物価高で見直した・手放した人間関係」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、東京都に住む28歳女性のエピソードを紹介します。
「ランチで2000円かかるのが当たり前になり…」
【回答者プロフィール】
・居住地:東京都
・年齢:28歳
・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:正社員
・職業:事務職
・年収:350万円
・貯蓄:約300万円
女性が物価高によって見直した人間関係は「SNSでつながっているだけの知人や、大人数で集まる飲み会のメンバー」だそう。
「ランチ1回で2000円近くかかるのが当たり前になり、以前のように“なんとなく”で会うにはコストが高過ぎると感じるようになりました。話題が、誰かのうわさ話やSNSの表面的な情報の確認に終始していることに気付き、貴重な手取り収入を削ってまで、自分の時間を消費して参加する意味を見いだせなくなったのが決め手です」
相手からの誘いを断るときはどのように伝えているのでしょうか。
「体調を整えたいなどと、自分磨きや健康を理由にして断ることが多いです。物価高を理由にすると生活が苦しいと思われるのが嫌で見栄を張ってしまいますが、実際にお金が貯まっていく通帳を見ると、正しい判断をしたと自分を納得させています」
人間関係を見直した後、自身の生活や心境に変化があったようです。
「無理な付き合いが減ったことで、自分のための時間と予算が明確になりました。以前よりも心に余裕ができ、本当に好きなことや将来のための貯蓄にリソースを集中できている実感があります」
女性にとって「節約をしてでも会いたいと思える存在」
そんな中、女性には、この人だけには「いくらかかっても会いに行く」「絶対にお金を惜しまない」と決めている相手がいるといいます。それは「親友」です。
「趣味を通じて知り合い、本音で人生の相談ができます。その友人と過ごす時間は、ただの娯楽ではなく、自分自身の精神的なメンテナンスや活力の源になっているからです。たとえ食事代が高騰しても、その分は他で節約をしてでも会いたいと思える存在であり、互いに高め合える関係性には投資を惜しむべきではないと考えています」
最後に、今後も物価高が予想される中、人間関係で大切にしていきたいことを聞きました。
「流行や場の空気に流されず、自分にとって本当に価値のあるつながりを見極める誠実さを大切にしたいです。限られた時間やお金の中で、互いを尊重し、支え合える関係だけを丁寧に守っていきたいと考えています」
<調査概要>
物価高で見直した・手放した人間関係に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~70代の200人(男性:63人、女性:137人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールなどは、編集部で一部改変している場合があります。






