新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
55歳・年収850万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は広島県に住む55歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。
■ペンネーム
ミートポイントさん
■家族構成
本人、妻、子ども
■金融資産
世帯年収:本人850万円、配偶者350万円
現預金:900万円、リスク資産:500万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:350万円
・国内個別株:150万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス/NISA:2022年から
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2022年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2022年から
・iTrust インド株式/NISA:2022年から
・たわらノーロード先進国株式/NISA:2022年から
・たわらノーロード日経225/NISA:2022年から
・ひふみクロスオーバーpro/NISA:2022年から
2022年からNISAで積立投資を始めたという、ミートポイントさん。
複数の投資信託に「金額を変更しながら」積み立ててきたそうで、投稿時点のひと月当たりの投資額は「eMAXIS Slim 新興国株式インデックスに5000円、オール・カントリーに9000円、S&P500に8000円、iTrust インド株式に4000円、たわらノーロード先進国株式に5000円、たわらノーロード日経225に9000円、ひふみクロスオーバーproに1000円」の合計4万1000円とのこと。
投稿のあった2026年1月時点の運用実績については、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスが「元本約40万円→評価額約60万円」、オール・カントリーが「元本約30万円→評価額約40万円」、S&P500が「元本約40万円→評価額約60万円」、iTrust インド株式が「元本約10万円→評価額約10万円」、たわらノーロード先進国株式が「元本約40万円→評価額約80万円」、たわらノーロード日経225が「元本約60万円→評価額約110万円」、ひふみクロスオーバーproが「元本約1万円→評価額約2万円」と、積み重ねがそれぞれ利益を生み出している様子です。
「2024年前半頃までは一部にマイナスとなる商品もありましたが、2024年後半以降は全体としてマイナスになることなく推移しています。積立投資を始めたことで、預金とのバランスについて考えるようになり、2年目には約130万円、4年目には約350万円まで(投資信託の残高を)増やすことができた」と説明されています。
55歳・年収850万円会社員男性の思う積立投資のメリットは?
これまで「さまざまな情勢の影響で株価が急落すると、評価額も大きく下がり、気持ち的に苦しくなることもありましたが、『将来への投資』と前向きに捉えて」積み立てを継続してきたと話すミートポイントさん。
しかしながら「もうすぐ定年を迎えることもあり、60歳を迎える前のタイミングで一度利益確定を行い、リスクの低い商品へ移行する」ことも視野に入れて検討していると言います。
これから積立投資を始める人には「投資は慎重に始めることが大切だと思いますが、若いうちから始めることで、長い期間にわたって積み立てられるという大きな強みがあります。まずは1000円程度の少額からはじめ、資産の上下や購入手続きに慣れながら経験を積むなど、スロースタートするのが一番よい方法」とアドバイス。
現在は「積立投資を始めたことをきっかけに、株主優待が受けられる個別株への投資も少しずつ行うように」なったそう。「個別株を購入するようになって企業や経済の動きにも関心を持って見るようになりました」と近況も語っておられました。
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