タイ/タイのビーチリゾート

ホアヒンにレジデント式スパが新登場!

2つのデスティネーション・スパでその名が知られるタイのホアヒン。そこに新しくレジデンススタイルのスパが登場しました。ハイアット リージェンシー ホアヒンの「ザ・バライ」はデザイン性もみごとです

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

レセプション近くのサラ・ライ(水の宮殿)

王族の別荘地として長年愛され、現プミポン国王も多くの時間を過ごしている海辺のリゾートエリア、ホアヒン。その地のハイアット リージェンシー ホアヒンに2007年3月、8室限定のレジデンシャル スパ スイートを含むスパ施設「ザ・バライ」がオープンしました。


ハイアット リージェンシー ホアヒンの「ザ・バライ」は本格的なレジデント・スパ

「アンコールワットのよう」との声もあるコリドー
ハイアット リージェンシー ホアヒンに新しく登場したスパ施設「ザ・バライ」は、熱帯の植物に囲まれた海沿いに約1万8500平方メートルもの広さをもって展開しています。東京ドーム3分の2の広さに、宿泊用のレジデンシャル スパ スイートが8室と、日帰り利用もできるトリートメントルームが18室あるのみ。元からある木々や岩はそのまま動かさずに造られたため、枝ぶりを曲げないよう壁をデザインしたり、自然との調和がなされています。


クメール王朝時代の豊かさの象徴である貯水湖“バライ”がテーマ

客室のザ・バライ・スイート。バスルームにトリートメントベッドが置いてある
ザ・バライは古代クメール王朝時代の巨大な貯水湖“バライ”にちなんで名付けられました。当時、バライはクメールの人々にとっての幸福や豊かさ、平和をもたらす大切なもの。ハイアット リージェンシー ホアヒンのザ・バライも、壮大な施設と自然との調和から、心身の安らぎと健康へのあくなき追求を目指す、古代バライが象徴する役割を担っています。


ザ・バライ・スイートのプライベートプール
建築を担当したのは、レク・ブナグ氏。“マルーン・カラー”という、えび茶色がテーマカラーとなっています。ゆらゆらと光が踊る暗闇を抜けてアプローチし、穏やかな水をたたえた“サラ・ライ”(水の宮殿)の脇にレセプションがあります。トリートメントルームへ渡る廊下も「アンコールワットのよう」という声があがるほど、デザイン性に溢れたもの。


滞在しながらor日帰りで、キレイを極める

トリートメントルーム。天井に星型の穴が。オープンにすることもできる
8室のレジデンシャル スパ スイート「ザ・バライ スイート」は広さ126~149平方メートル。1階のお部屋には専用のプランジプールとガーデン付きのベランダ、2階のお部屋にはタイ湾を見渡せる広いバルコニーがしつらえてあります。
18室のスパルームは、アウトドア ソーキング プール、レインシャワー、タイ式トリートメントとリラクゼーション専用のベッドエリア、ハイドロセラピー用のヴィシシャワートリートメントルームとスチームルーム、更衣室と化粧室を完備しています。砂を敷き詰めたエリアでヨガやタイチのエクセサイズを行ったり、プールで水中ウォーキングを楽しむことも。


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