
物価高が止まらず、家計への影響が続いています。これまで当たり前のように買っていた、食べていたものも値段が上がってしまい、仕方なく我慢せざるを得ない人も多いはず。
All About編集部は全国10~70代を対象に「物価高で我慢していること」に関するアンケートを実施しました。その中からユーザーのリアルな生活実態を紹介します。
毎週3回買っていたけど今は週1回に
今回紹介するのは、兵庫県に住む68歳男性の生活実態です。
【兵庫県在住68歳男性、1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:独身(子なし)
・職業:フリーランス
・年収:200万円
・貯蓄:100万円
・住居費:4万円
・間取り:3LDK
・食費:3万5000円
・交際費:5000円
・電気代:5000円
・ガス代:3500円
・水道代:3000円
男性は物価高によって、以前は当たり前に買っていたものの、現在は買い控えるようになったものがあると言います。
「タンパク質摂取のために、牛肉や豚肉を毎週3回は買っていましたが、この物価高で購入を週1回に減らしました」
買い控えるようになった牛肉や豚肉は、安い鶏肉やサバ缶などで代用しているそうです。「やはり肉は高いので、購入すると食費がかさむ」と、家計のやりくりの苦しさが垣間見えました。
削っても健康に影響しないから
男性はほかにも、家計のやりくりを考える中で、頻度を減らしたり質を下げたりした「娯楽・趣味」があるそうです。
「映画が好きで、これまでは1カ月に2回は映画館に行っていましたが、今はインターネットのサブスクリプションになるまで待ちます。食べ物の価格高騰がすごいのでなんとかしたいのですが、食費を削り過ぎるのは健康に悪いのでなかなか実行が難しいです。ただ娯楽は減らしても健康に影響しないので、映画鑑賞は映画館で見るのをやめました」
物価高によってこれまで楽しんでいた娯楽までも諦めざるを得なくなってしまったようです。
泣く泣く棚に戻すことも……
また最近は、本当は食べたいのに、値段を見て泣く泣く棚に戻した切ない経験もあったそうで……。
「スーパーに行くと、店内の棚に大好きなとんかつやビフカツのパックが並んでいて、いつも手に取るのですが、値段を見て棚に戻すことは何度もあります」
いろいろなことを我慢しなければいけない状況の中、男性は「スポーツジムの会費」だけは削りたくないと言います。
「筋トレが趣味で、20年以上ジムでトレーニングをしています。やめると筋肉が落ちますし、健康にも影響するので、削ることができないです」
支出の中でも優先順位を付け、家計を守りながらも自分の趣味を続けている男性。守るお金と使うお金のメリハリを付けることが、物価高時代を乗り切るのに大切なことなのかもしれません。
<調査概要>
物価高で我慢していることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2026年2月5~6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:77人、女性:168人、回答しない:4人、その他:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






