3. 九龍~尖沙咀(チムサーチョイ)
プロムナードから眺める香港島
彌敦道(ネーザンロード)のスタート地点は「これぞ香港」という景色を拝めるプロムナードのある尖沙咀(チムサーチョイ)です。ビクトリア湾を渡るスターフェリー乗り場や450店舗入っているショッピングモールハーバーシティーもここにあります。チムサーチョイプロムナードは毎晩20時から行われる、ビクトリア湾を挟み40以上の建物がライトアップされるショー、シンフォニー・オブ・ライツを鑑賞する絶好のスポットです。
ドーム型のプラネタリウム、格式の高いペニンシュラホテル、香港美術館を見渡し、いざ本格的にネーザンロードを歩いてみましょう。観光客の多いエリアなのでレストランや土産物屋も多く並びます。ニセモノ時計やスーツを作りませんかなんて怪しげにアプローチされるのもこのエリア。しばらくすると左側に大きなモスクが目印の九龍公園が見えてきます。
4. 九龍~旺角(モンコック)
あれもこれもと何でも欲しくなる女人街
目がチカチカするような看板が突き出ているこの通りの散策は、暗くなる19時頃から23時頃の方がエネルギッシュな香港を感じることができるはず。『女人街』の通称で知られているハンドバッグやセクシーな下着を売っている通菜街も夜になってからのほうが、賑わい、お店の人も商売モードともアップしているようです。女人街というとちょっと怪しい感じがしますが、決していかがわしいエリアなんかではありません。英語ではLadies Marketといい、ただ単に女性が喜びそうなものがたくさん売っているという意味なのです。
女人街をはじめマーケットとつくところは、安くなるかどうかは別として、基本的には値段交渉をしてもいいところばかり。この近辺にはスポーツショップも多くあり、靴やウェアを割安で買うことができます。その他、花園街などメインストリートから少しはずれた小道を歩いてみても、エネルギッシュなローカル色を感じることができるはずです。