Q. お年玉用の「新札」がないので「ピン札」でもいいですか?
「お年玉は新札を用意したほうがよいと聞きましたが、手元に新札がありません。しわのない、きれいなピン札でもマナー違反にはなりませんか?」
A. 新札がない場合は「ピン札」を用いるとよいでしょう
お正月は新年を迎える慶事にあたります。また、お年玉はもともと、年神様からいただく「御年魂(おとしだま)」に由来する神聖なものでした。結婚祝いなどと同じように、あらかじめわかっていることなので、事前にお年玉用の新札を用意して祝いの心を表すのがマナーとされています。
続いて「新札」と「ピン札」の明確な違いについてもご紹介しましょう。
- 新札:発行されてから「未使用の紙幣」
- ピン札:使用されていても「しわや折り目のないきれいな紙幣」
ただし、しわくちゃでよれていたり、変色や痛みが激しい紙幣はできるだけ避けましょう。やむを得ずきれいな紙幣を用意できなかった場合は、「手持ちの紙幣で失礼します」などとひと言添えて渡すといいでしょう。
お年玉のマナーや正しい紙幣の扱いについてさらに詳しく知りたい方は、「【お年玉マナー】新紙幣や新札を用意しないとダメですか? 手持ちがない時、どうすればいい?」をあわせてご覧ください。








