食事ダイエット

Q. ダイエット中ですが、どうしてもケーキが食べたいです。太りにくいケーキはありますか?

【管理栄養士が回答】ダイエット中にケーキが食べたいときは、使われている材料に注目してみましょう。選び方や食べる時間帯を工夫することが大切です。

浅尾 貴子

浅尾 貴子

食事ダイエット ガイド

管理栄養士歴29年。食べ物のカロリーや栄養バランスに関するアドバイス、美容や健康のアドバイザーや女性誌やコラムの執筆業として活躍中。「栄養学の基本知識を大切にした上で、ダイエッター個人のライフスタイルにあわせた、より実現可能なアドバイスを行う」が信条。

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Q. ダイエット中ですがケーキが食べたいです。太りにくいケーキはありますか?

太らないケーキを選ぶ方法とは?

太らないケーキを選ぶ方法とは?

Q. 「ダイエット中ですが、甘いものが大好きなので、クリスマスシーズンはみんなと一緒にケーキが食べたいです。できるだけ太らないケーキの選び方があれば、ぜひ教えてください!」

A. 脂質が少なく、素材を活かしたケーキがおすすめです

ダイエット中でもケーキを楽しみたいなら、脂質の少ない材料や食物繊維の多い素材を選ぶことがポイントです。生クリームやバターたっぷりのケーキは避け、軽くて素材を活かしたタイプを選んでみてください。

一言でケーキと言ってもカロリーには大きな幅があり、主に使われる材料で大きく変わります。バターや生クリームを多く使うケーキは脂質が高く、カロリーが高い傾向にあります。ミルフィーユやガナッシュチョコレートケーキ、ムース系などは特に高カロリーなので、食べたくてもダイエット中は控えたほうがよいでしょう。

反対に、卵や牛乳が主な材料のケーキは、比較的低カロリーです。プリン、シュークリーム(カスタード主体)、シフォンケーキ、シンプルなチーズケーキなどは1つ当たり200kcal前後です。食べ過ぎは禁物ですが、脂質の高いケーキに比べれば安心して楽しめます。ダイエット中にどうしてもケーキが食べたいときには、よい選択肢になりそうです。

また、食物繊維の多い素材を使ったケーキもおすすめです。かぼちゃやさつまいも、ナッツ、豆類、ドライフルーツなどは、血糖値の上昇をゆるやかにし、脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。

さらに、食べる時間と量を工夫することもおすすめです。1日の中でも14~18時の間は、体温が高くエネルギー消費が多くなるため、最も太りにくい時間帯です。逆に夜遅い時間は、体が脂肪をためこみやすくなりますので、デザートのケーキは避けましょう。1日当たり200kcalを目安に、素材と食べる時間帯を意識すれば、ダイエット中でもみんなと一緒にケーキを楽しめます。

さらに詳しく知りたい方は、「脂質の少ないケーキは? 太りにくいケーキの種類・選び方」をあわせてご覧ください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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