食事ダイエット

Q. 毎年「冬太り」してしまいます。どんなことに気を付ければいいでしょうか?

【管理栄養士が回答】冬はつい食べ過ぎて、体重が増えやすい季節です。冬太りの主な原因と、効果的な食習慣の改善ポイントをご紹介します。

岡田 明子

岡田 明子

食事ダイエット ガイド

管理栄養士

自身の13kgのダイエット成功経験と管理栄養士の経歴をいかし「食べてキレイにやせる」ダイエットメソッドを確立。飲食店などのレシピ開発やセミナー講師、執筆活動を精力的に務める他、延べ5000名以上の方にダイエットサポート実績があり、ダイエットに悩む方への個々の生活習慣に合わせた的確な指導に定評がある。

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Q. 毎年「冬太り」してしまいます。どんなことに気を付ければいいでしょうか?

冬になると太ってしまうのはなぜ?

冬になると太ってしまうのはなぜ?

Q. 「毎年寒い季節になると、2kgほど冬太りしてしまいます。運動不足や食べ過ぎが原因かなと思ってはいるのですが、なかなか改善できません。冬太りしないために、おすすめの方法があれば教えてください」

A. 脂肪が増えやすい「ドカ食い・だらだら食べ・夜遅くの飲食」にご注意を!

冬になると毎年体重が増える……そんなお悩みを抱える方は多いようです。寒さで外出や運動の機会が減る一方で、年末年始はイベントや食事会も多く、生活習慣が乱れやすくなります。結果として、「冬太り」になってしまう人が多いようです。まずは、特に年末年始にしてしまいがちな、太るNG食生活に気を付けましょう。以下の3つのポイントを意識するだけで、摂取カロリーは大きく変わります。

まず気を付けたいのが、「高カロリー食品のドカ食い」です。パーティーシーズンやお正月に多いピザやお餅、揚げ物などは、一気に食べると血糖値の急上昇を招きます。いずれも脂肪が蓄積しやすい食べ物です。冬太りしたくないなら、できれば避けたほうがよいでしょう。みんなと一緒に食べたい場合は、野菜やきのこ類などの食物繊維を先にとるのがポイント。血糖値の急上昇を抑えられます。

次に注意したいのが、「だらだら食べ」です。寒さで家にこもりがちな季節は、間食が増えやすくなります。お正月を家でゆっくり過ごす場合も、要注意。急にやめてゼロにするのは難しいかもしれませんので、できることから始めましょう。「間食の時間を決める」「1日に食べてよい量を先に決めておく」といった一工夫が効果的です。スマホやテレビを見ながらの間食は、気付かないうちに「だらだら食べ」になりやすいので、できれば避けてください。

さらに、年末年始は生活リズムが崩れやすく、夜遅い時間まで食べてしまう人も多いかもしれません。夜遅くに食べたものは、脂肪として蓄積しやすくなります。年末年始も夕食はできるだけ21時までに済ませ、規則正しい生活を心掛けることが冬太りを避けるコツです。

さらに詳しく知りたい方は、「冬にやりがち、だけど太りやすい! 要注意な「NG食習慣」3選【管理栄養士が解説】」をあわせてご覧ください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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